韓国海軍、11月6日の国際観艦式に参加決定で「旭日旗への敬礼」を問題視、「親日的思考」との批判が展開されている話

11月6日に行われる自衛隊の観艦式に、韓国海軍の参加が正式に決定しました。今回の観艦式は20年ぶりの「国際観艦式」になります。(もしかしたらそれも踏まえての参加決定だったかも?)
最初に日本メディアの報道を見たときは参加国12ヵ国(英米豪印加、インドネシア、マレーシア、NZ、シンガポール、タイ、パキスタンブルネイ)に韓国の名前は無かったので来ないと思ったんですが、その後に発表されたみたいです。引用記事の言い分を信用するなら、どうも国政監査の期間中にハッキリさせるのを避けたかったようです。

観艦式に参加するということは、主管国である日本の自衛隊艦旗に「敬礼」することになります。
ユン政府はこれを「国際慣例として考慮」したということで、つまりは「問題ない」と受け入れたことになります。(個人的には良い判断だったと思います)

ユンさんが国内政治(特に経済政策)にしっかりリーダーシップを発揮してそれなりの支持率を維持できていたなら、この判断は吉と出たかもしれません。しかし、野党には格好の攻撃の的を、メディアには格好の批判の的を提供したことになり「親日的思考」と時代錯誤な批判が展開されています。

あ、ちなみに観艦式の模様は当日、海上自衛隊の公式YouTubeチャンネルとHP上でライブ配信されるそうですよ。

 



メディア今日の記事からです。

旭日旗敬礼」観艦式参加決定に「親日的思考」批判


国防部と海軍が11月6日、日本で開かれる国際観艦式に韓国艦隊を参加させることを決めたことを受け、韓国海軍が旭日旗に敬礼する行事に参加しなければならないのか、という反発が出た。民主党では「親日的思考から出た決定」と批判したりもした。

国防部と海軍は27日午後、報道資料でこのように決定したとし、△過去、日本主管の国際観艦式に韓国海軍が二度参加した事例と、△国際観艦式と関連した国際慣例などを総合的に考慮した結果だと明らかにした。

国防部は「最近、北韓の相次ぐ挑発によって引き起こされた韓半島周辺の厳重な安保状況を考慮すると、韓国海軍の今回の国際観艦式参加が持つ安保上の含意を最優先に考慮したことを強調したい」と強調した。

国防部は今回の観艦式に韓国海軍最新鋭軍需支援艦であるソヤン艦が29日に鎮海港を出港し11月1日に日本の横須賀港に入港する予定であり、同月6日に国際観艦式の本行事に参加した後、参加国艦艇と7日まで多国間合同訓練を実施する計画だと伝えた。国際観艦式参加国艦艇が参加して実施する多国間合同訓練について国防部は「遭難・火災船舶に対する捜索および救助のための人道主義的次元の訓練」と説明した。

問題は日本が開催する観艦式に参加することになれば旭日旗を掲揚した日本艦艇に向かって敬礼しなければならないという点にある。このため7年間、観艦式に参加しなかった。

国会国防委員会所属のソル・フン共に民主党議員は28日午前、国会疎通官バックブリーフィングで「日本の観艦式に出席し、旭日旗に敬礼することを甘受することにした決定」に対する見解を尋ねるメディア今日の記者質問に「話にならない」とし「国政監査の場で何度も指摘したように(日本輸出規制で)素材部品装備問題と日本強制徴用裁判結果に対する見解も出ていない状態で、なぜ旭日旗に敬礼しようとするのか」と批判した。ソル議員は「国政監査の際、決まったのか、と聞いたときは最後まで決まっていないと言われたが、(27日)発表された」と伝えた。
ソル議員は「親日的思考から出たのではないかと判断せざるを得ない」とし「あえて北韓が安保を脅かしているといって日本が必ず入ってこなければならないということは理解しがたい。韓米同盟だけでも十分に北韓に対抗できるのに、あえて日本まで入ってこなければならないのか」と反問した。ソル議員は「それは日本の利益に従うことだから行かないよう長官に何度も話したのに、このような結果を生んだのには国民的な非難があるだろう」と付け加えた。

このような決定に放送局も憂慮の声を伝えた。KBSは27日夕方、メインニュース「ニュース9」の「旭日旗論難にも観艦式参加」で「韓国海軍は慣例上、日本艦艇に敬礼しなければならないが結果的に帝国主義の象徴である旭日旗を継承した旗に敬礼することになり論難が予想される」と指摘した。

MBCも「ニュースデスク」の「7年ぶりに日本観艦式出席」レポートでアンカーが「日本の観艦式に韓国艦艇を送るのは2015年以来7年ぶりだが軍国主義の象徴である旭日旗に向かって韓国海軍が敬礼するのか、今回もこの問題が論難になりそうだ」と指摘した。

(中略)

SBSは同日付の「8ニュース」の「7年ぶりの日本観艦式参加」で「国防部は観艦式出席関連で最大の論点だった旭日旗と変わらない自衛隊艦旗に対する敬礼に、過去、日本の国際観艦式に二度参加した事例と自衛隊旗を認める国際慣例などを総合的に考慮した」と伝えた。

(後略)



メディア今日「'욱일기 경례' 관함식 참가 결정에 "친일적 사고" 비판(「旭日旗敬礼」観艦式参加決定に「親日的思考」批判)」より一部抜粋

北朝鮮が韓国の安保を脅かす場合、日本を引き込まないといけないのは韓国の地理的弱点の問題です。この議員さんは韓国の全国地図は見たことあってもアジア地域の地図は見たことないんでしょうね、きっと。有事の際に米韓の兵站拠点として機能するの国が、この地域に日本以外であると思うのでしょうか。(台湾?北が動くなら中国の動きに神経を使う必要があるでしょう)

しかし「7年ぶりに出席」であることを知っているなら「7年前以前」は旭日旗に敬礼してもなんら問題視されていなかったことを意味しているはずですが。当時の意思決定者たち、海軍将校たちはみんな「親日派」だったのでしょうか?



記事へのコメントは149件。反応は「おすすめ:12 いいね:2 感動:0 怒り:378 悲しい:1」です。

「国民の荷物党=親日、これは公式じゃない?国民の荷物と分かった瞬間、親日派を崇拝すると見るべきだよ。国民の荷物はいつも日本に腰が低いじゃんww」(共感121 非共感0)

「安部を尊敬するというユン、靖国参拝を監修というユン。はぁ、弾劾以外に答えがない」(共感106 非共感0)

将兵旭日旗に敬礼しなければならないという恥をかいてまで日本との関係を回復すべきか?
 そこまでしてユン政府が得るものは何?」(共感70 非共感1)
 
親日反国家行為をしても処罰を受けないから、まだこんなことをしても良いという認識があるんじゃないか。
 路上で首をるしてやれば国を売ってはいけないという警戒心を感じるはずなのに」(共感35 非共感0)
 
旭日旗に敬礼するとは...大っぴらに天皇陛下万歳を叫んだら?」(共感25 非共感0)

「最小限の歴史認識と民族の自尊心もない人間が自由安保を叫ぶのを見るとケモノにも及ばない」(共感24 非共感0)

もともとDaumは左寄りのユーザーが多いとされてはいますけれども...それにしても酷い。