輸入車販売数が低調…昨年同月比24%減という話

韓国にて輸入車販売台数が低調だそうです。今年に入って2ヵ月の記録としては2014年以来最低だそうで、月単位だと2019年2月以来の低水準とのこと。
新車販売のオフシーズンだからとか、販促が年末に集中するからとか、消費心理が委縮し販売量が減った、などと説明されていますが、単に黄緑ナンバー対策の駆け込み需要が終わっただけのように思います。(記事内にその件は一切出てきません)

かなりどうでも良い内容ではあるのですけれど、過去に黄緑ナンバー関連の記事をいくつか紹介してきた手前、輸入車販売の現状を軽く紹介しておきます。

 



アジア経済の記事からです。

韓国人に愛されていた「BMW、ベンツ」...「買わない」突然なぜ?


先月の輸入車新規登録台数が1万6237台と集計された。昨年2月と比べると24%ほど減った。最近、消費心理が萎縮し、販売量が減ったと業界では見ている。

6日、韓国輸入自動車協会が発表した輸入乗用車登録統計によると、先月の新車登録台数は2019年2月(1万5885台)以来、5年ぶりに最も少ない水準だ。通常2月は電気自動車の補助金が確定せず、連休などが重なり新車販売のオフシーズンとして挙げられる。年末に集中するブランド別販促が終わった点も影響を及ぼす。

このような点を勘案しても先月の販売量は過去に比べて特に少ない。今年1~2月の輸入車販売台数は2万9320台で、年明けの2ヵ月の販売台数が3万台を下回ったのは2014年(2万8701台)以来10年ぶりだ。

(中略)

先月最も多く売れた輸入車はBMW520モデルで1384台売れた。メルセデスE300 4マチックが860台、BMW



アジア経済「한국인 사랑 받던 'BMW, 벤츠'…"안 삽니다" 갑자기 왜?(韓国人に愛されていた「BMW、ベンツ」...「買わない」突然なぜ?)」より一部抜粋

引用元の記事には書かれていませんが、2月の販売量1万6237台のうち個人車登録は1万572台(65.1%)、法人車登録は5665台(34.9%)です。
金額別の購入台数までは分かりませんが、昨年12月には法人車登録が7割を超えていたことを考えれば「法人車の需要が減った」ことが少なからず影響しているのではないか、と思えます。なのに記事内で一言も触れていないというのが、なんとも違和感あります。