米国とイランが 2週間の停戦合意しました。10日から本格的な協議が開始されるということで、一日でも早く良い結果が得られることを願います。
米国の発表では停戦合意内容にホルムズ海峡の解放も盛り込まれているとのことで、これにより海峡で足止めを食らっていた船舶が順次通過できると見られています。(一部メディアで通行料徴収の可能性が報じられていますが、こちらは確定情報ではないようです)
まだどうなるかは明確ではありませんが、以前にもイランの許可を得た船舶が何隻か問題なく通過できていますし、大きな混乱は起こらないのではないか、と期待しています。
韓国でも停戦合意と、それに伴うホルムズ海峡通行再開の可能性のニュースは大きく報じられています。
特にホルムズ海峡解放によって韓国内の石油会社のタンカー(7隻 = 1400万バレル)が韓国に向うことが出来れば一息付けるといった雰囲気です。
とはいえ、戻ることは出来ても再度ホルムズ海峡を通過できるかは未知数です。相変わらず、迂回輸送や迂回調達など、リスク対応を検討しないといけないことに変わりはありません。
東亜日報の記事からです。
ホルムズが開かれればタンカー 7隻が国内へ...1400万バレル「干からびた大地に恵みの雨」
(前略)
7日(現地時間)トランプ大統領は自身のソーシャルメディア「Truth Social」を通じて、イランとの 2週間にわたる人道的停戦とホルムズ海峡の安全航行保証合意を発表した。今回の合意により過去数週間にわたるホルムズ海峡の緊張高まりで公海へ出られなかった民間船舶の通行が順次再開されると見込まれている。
この措置により、ホルムズ海峡で足止めされていた国内の船会社や石油会社関連のタンカー 7隻も国内に戻ると見込まれている。これらの船舶に積まれていた原油等は約1400万バレル規模と把握されている。これは我が国全体で約 1週間分の量に相当する。最近の地政学的危機による国際原油価格の急騰と供給不安定に悩んでいた国内エネルギー市場にとって、これは「乾ばつの恵みの雨」になると評価されている。
しかし、2週間の停戦という変数があるため再び入ることは容易ではないと見られる。
(中略)
このような不確実性から国内の石油会社やグローバルエネルギー企業はホルムズ海峡を通らない「プランB」の策定に本格的に取り組み始めた。最も有力な代替案として挙げられるのは、UAEのフジャイラ港である。フジャイラ港はホルムズ海峡の外側、オマーン湾に位置しており、海峡封鎖リスクから比較的自由である。また、UAE内陸のパイプラインを通じて入ってきた原油をすぐに積み込めるという利点も備えている。
ある石油業界関係者は「2週間後の状況を誰も保証できない中でホルムズ海峡に再びタンカーを進入させることは困難に思える」と述べ「フジャイラ港をはじめ、ホルムズ海峡付近の他の調達船の確保に注力する」と語った。
東亜日報「호르무즈 열리면 유조선 7척 국내로…1400만 배럴 ‘가뭄속 단비’(ホルムズが開かれればタンカー 7隻が国内へ...1400万バレル「干からびた大地に恵みの雨」)」より一部抜粋