断続的な絶食は寿命を伸ばす…かも?という研究結果

正月太り、なんて言いますけれども、秋から冬にかけて脂肪を蓄えやすいのは人種に関係ないようで、この時期は海外メディアでも「肥満」や「ダイエット」絡みのネタが増える気がします。

米国の医学誌に、断続的な絶食の習慣には血圧を下げ、体重を減らし、寿命を伸ばす効果が期待できるとする調査結果が発表されました。


ジョンズホプキンス大学のマーク・マトソン教授の調査によると、絶食の方法は毎日の食事制限による絶食と、断続的な絶食の2パターンに分けられます。

前者は、1日のうち食事を6〜8時間の間に済ませ、残りの16〜18時間の間は絶食する方法です。
いわゆる「1日1食」ってヤツですね。

後者は、週の2日を絶食日にあて、断食日の最後に、断食明けとして500キロカロリーを摂取する方法です。
たまにTVでやってるプチ断食ってヤツです。


太り過ぎの人に対しては、健康状態が改善するという結果が出たそうですが、これが断食によるものなのか体重減少による改善なのかはハッキリしなかったそうです。

まあ、肥満が万病の元であることは確かですので、肥満が解消されるだけで寿命が伸びると言えなくもありません。


実は、私は断食を経験したことがあります。(ダイエット目的ではありません)
断続的なものではなく、かなり連続的な断食ですが…2日もすると、空腹感は完全に消えます。別に辛くないです。
そして存外、痩せません。内臓脂肪から落ちていくので、内臓脂肪型の肥満の方には効果的でしょうが、皮下脂肪型にはほぼ効きません。(やっぱり筋トレ&有酸素運動が最強です)

それより困ったのが眠気です。最初だけですが、メチャクチャ眠くなります。
多分、身体が省エネモードに入るんだと思います。

あと、辛くないのでいつまででも続けられそうなのが怖いところです。
個人でやるなら完全断食は止めといた方が良いと思います。生命に関わります。
某・お医者さんが実践、提唱している「1日1食」の方が安全です。
以前に著作を拝見しましたが、栄養素についてもかなり言及されていますし、「お腹がぐぅと鳴ったらリンゴでも齧ればいい」という緩さもちゃんと備えています。(必要以上に無理しない、は大事)