COVID-19 イタリアで急増中の話

イタリアでCOVID-19の確定患者が倍増しています。
21日まで9人しかいなかったのが、翌22日には一気に67人増え、23日には76人増え、感染確定者数は152人(内3名死亡)。更に増えると思われます。

疫学調査の結果、コドグノ(Codogno)という街の38歳男性が、一人で数十人を感染させる「スーパースプレッダー」と見られているようです。


イタリア以外の欧州各国は比較的落ち着いています。
23日時点のWHOの発表資料によるとドイツ16人、フランス12人(1名死亡)、イギリス9人、スペイン2人、ベルギー、フィンランドイスラエルスウェーデン各1人。(ダイヤモンド・プリンセス号関連の感染確定者は除く)

ですがEU加盟国は国境を簡単に行き来できますから、今後感染が拡大する可能性は否定できません。


韓国の感染確定者は24日午後の時点で833人。ここまで拡大したら封じ込めに意味があるのか素人には分かりません。

が、診断の基準がコロコロ変わる中国より疫学統計的な数値として重要な意味を持つようになった気がします。(患者の方には大変申し訳ないですが)


旅行・お仕事などで行かれる予定のある方はパニックになる必要はないですけど、日本だろうが韓国だろうが中国だろうが欧州だろうが…どこにいても感染リスクは同じという意識で、最低限の予防はなさってくださいね。