ムンさんの3.1節記念辞出てくる数字が韓国の公式とも食い違っている話

ムンさんの3.1節記念辞に出てくる数字が相変わらず根拠レスで誇張・歪曲されまくってます、という話です。

この手の記念辞って長いので、全文読んでチマチマ指摘していくのは鬱だなぁと思ってスルーしていたらメディアウォッチさんと西岡教授がやってくれました。


メディアウォッチの記事からです。

3.1運動の死者が7000人?ムン・ジェインまたとんでもない歴史歪曲議論


ムン・ジェイン大統領が3.1節の演説で日本を批判しながら再び数を誇張・歪曲して日本はもちろん、国内の知識人の間でも議論されている。韓日知識人たちはムン大統領が提示する数値の根拠を求めているが、間違いは毎年繰り返されている。

日本の代表的な韓半島専門家である麗澤大学西岡力教授は3月2日、日本国家基本問題研究所の論壇にあげた韓国報告書を通じて「文在寅大統領がまた、日韓をめぐる最新の歴史研究成果を無視する反日演説を行った」と3.1運動の犠牲者数を誇張した問題を指摘した。(レポート原文:「文氏は独立運動死者数の誇張を止めよ 西岡力(国基研企画委員兼研究員・麗澤大学客員教授)」

ムン大統領は、今年3.1節の演説で「1919年には、一年間だけでなんと1542回の万歳デモ運動で全国で7600人余りが死亡し、1万6000人が負傷しており、4万6000人が逮捕・拘禁されました」と述べた。3.1運動当時の死亡者数を7500人と発言している。

以前、ムン大統領は昨年3.1節演説でも「当時、韓半島全体の人口の10%にもなる202万人が万歳デモに参加しました。7500人余りの朝鮮人が殺害されたし、1万6000人が負傷、逮捕・拘禁された数はなんと4万6000人に達しました」と述べた。やはり3.1運動の死者数を7000人と明確にしている。

これに対して西岡教授は、ムン大統領が演説で重ねて提示した3.1運動の死者7千人余りの統計ソースが何なのか疑問を提起した。なぜなら、韓国国立国史編纂委員会が提示する3.1運動の死者数とはかなり異なっているからである。

国史編纂委員会は昨年2月には、3.1運動関連のデータベースを公開し、当時の死亡者数が最大934人であり、デモ参加者数は、最多103万人と述べている。もちろん、この数値も日本の記録とは差がある。日本の記録によると、3.1運動当時の死亡者は553人であり、デモ参加者は58万人である。


(後略)

メディアウォッチ3.1운동 사망자가 7천명? 문재인 또 터무니없는 역사왜곡 논란(3.1運動の死者が7000人?ムン・ジェインまたとんでもない歴史歪曲議論)」より一部抜粋


この上で、未来志向的な話へと繋がります。

「過去を直視する必要があり、傷を克服することができ、将来に進むことが出来ます」「過去を忘れず、我々は過去に留まらない。日本もまたそのような姿勢を持ってくれることを願います」

このような事を言っているわけですが…過去に留まっているのは一体どちらなのでしょうね、しかも平行世界の過去です。自国の国史すら無視して「盛った」数字なのですから。

でも数年後にはこの数字が(既成)事実となるのが韓国という国です。
慰安婦強制連行20万人」「強制徴用700万人」…これらも同じ手口です。
この数字だって韓国の公式とは食い違っているわけですが、そんなこと関係ないんですね。

人間は知的好奇心を持った生き物ですが、同時に「信じたいものだけ信じる」生き物でもあります。
韓国人にとっては「悪逆非道な日帝」を表しているかのような数字の方が、根拠がなくとも疑いなく受け容れやすいのでしょう。