韓国の今年の経済成長率予想、IMF以来最低かも、という話

韓国経済研究院による予想では、韓国の今年の経済成長率はIMF以来最低の-2.3% と出ました。
コロナによる世界経済の減退、特に海外への依存度の高さから米・中・日の成長率の下ぶれがダイレクトに響くという分析です。


国際格付け会社フィッチ・レーティングスは、今年の世界経済の成長率を2.5%から-1.9%へ下方修正しています。
更に、 米国は2.0%から-3.3%(5.3↓)、中国は5.9%から1.6%(4.3↓)、日本は0.4%から-2.7%(3.1↓) と、大幅な下方修正が行われました。

これらのデータを元に韓国経済研究院が分析した結果、 米国-2.0%、中国-1.9%、日本-1.5% の順で韓国の成長率に与える影響が大きいと予想しています。


民間消費-3.7%・輸出-2.2% と、内需不振が深刻化し、要である輸出産業も低迷、更に設備投資(-18.7%)・建設投資(-13.5%) もマイナス成長となり、主力産業の競争力弱体化が懸念されています。


日本の機関で具体的な報告書を出している所がまだ無かったので他所様のお話ですけれども、日本も決して他人事ではありません

コロナで人は死ぬけれども、経済でも人死は出ます。
同じ人命が掛かっていると思って、行政側には対策を講じていただきたいです。