「日本の方が盗みやすい」という話

70代の韓国人男性が窃盗罪で逮捕されました。
供述の中で、「韓国より日本の方が窃盗が容易」という趣旨のことを言っているそうです。
韓国では住宅街でも、日本の都市部並にCCTVが設置されているので、空き巣には不向きということでしょう。

日本メディアの報道を引用する形ですが、NaverやDaumでもそこそこ注目度が高いらしく、閲覧ランキングに入っていました。


中央日報の記事からです。

「日本が韓国より荒らしやすい」日に遠征窃盗70代の告白


日本で空き巣をして捕まった韓国男性が、警察の捜査で「日本が韓国より荒らしやすい」と述べた、と朝日新聞20日に報じた。

朝日新聞によると、韓国人男性Aさん(72)は、兵庫県警が「なぜわざわざ日本で空き巣を働いたのか」と尋ねると、「韓国には小さな路地にも監視カメラがあり、住宅街も日本の大都市ほどのカメラが設置されている。空き巣をすることができない」と述べた。

警察によると、Aさんは2019年に韓国で2人の仲間と空き巣を目的に日本に入国した。仲間はこのとき兵庫県警に逮捕されたが、Aさんは韓国に脱出した。

Aさんは他の仲間3人と2月に再び日本を訪れた。Aさんは2月末から3月まで、兵庫県大阪府奈良県で空き巣を働いた疑いで警察に逮捕された。

(後略)

中央日報「"일본이 한국보다 털기 쉽다" 日서 원정도둑질 70대의 고백(「日本が韓国より荒らしやすい」日に遠征盗難70代の告白)」より一部抜粋


言いかえると、日本は「監視しなくても安心」です。平和ですね…平和ボケし過ぎには注意が必要ですが。

同じニュースを扱った別記事のNaverやDaumのコメントの中に、韓国のセキュリティを絶賛する傾向のものがありました。

確かに、CCTVの設置数の多さが韓国国内においての窃盗の抑止になった、という見方はできます。

ですが…窃盗という犯罪そのものを抑止できたわけではありません。

意地悪なことを言うと、韓国人の性根の根底にある「盗み」に対するメンタル面でのハードルがそもそも高くない事が露呈しただけ、とも受け取れます。韓国で盗めないなら他に行けば良い、と。(あくまで意地悪な見方をしただけですよ)


他のソース記事では、外国人犯罪率に占める韓国人の割合は決して多くはないのに、「窃盗」に絞ると増えるという指摘がありました。

該当部分だけ引用します。

日本の2019年の日本警察庁の統計によると、刑法犯などで逮捕または書類送検された外国人のうち、韓国人は全体の約6%程度と低い方だった。
全体の犯罪で韓国人が占める割合は少ないが、犯行手口別項目で「空き巣」が高く現れ、日本の捜査関係者は「空き巣で逮捕された韓国人容疑者のほとんどは『日本が韓国より犯行が容易』と語った」とし「住環境の違いと見られる」と述べた。
世界日報より一部抜粋


住環境の違いというのは、韓国はマンションが多く、日本は戸建てが多い、という違いです。


手元の資料だと令和元年の警察白書に次のような記載があります。(令和元年発行なので、データは平成30年)


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少し見辛いですが、↓のようになっています。

  • 検挙人数(刑法犯・特別法犯) ... 韓国人 4.8%
  • 検挙件数(侵入窃盗) ... 韓国人 15.4%


人数と件数なので、単位が一致していない点に注意です。
※同一犯が複数犯行を重ねていれば、件数>人数となります。また、犯人が複数犯の場合は件数<人数となります。


ただ、総検挙人数と総検挙件数を比較すると、1:1.8(人数:件数※刑法犯)くらいなので、件数は人数の2倍に届いていません。
韓国人の検挙人数4.8%、侵入窃盗に限定すると韓国人15.4%となれば、確かに窃盗に特化している、と言えなくもない気がします。