NHKの捏造(?)番組が韓国で最大限活用されている話

1955年にNHKが制作した軍艦島のドキュメンタリー映像作品に、軍艦島とは関係の無い映像が用いられている可能性があります。今年の3月末に国会答弁でも取り上げられましたが、NHKは未だに公式見解を示していません。

こうしたNHKの(無責任な)映像はお隣で反日プロパガンダに積極的に活用されています。


メディアウォッチの記事からです。

NHKが捏造した軍艦島映像、韓国で反日歴史歪曲に無限活用


1955年、日本NHK軍艦島(羽島)炭坑内部の映像が捏造という根拠が提示されたが、NHKはこれといった反論を出せずにいる。

日本国民会議側はNHKの映像が1955年以降、軍艦島の否定的なイメージを既成事実がしてきたと指摘した。実際に韓国の映画「軍艦島」の鉱夫たちもNHKの映像に出てきた鉱夫のように、坑内で褌一枚で裸で労働しているように描かれた。NHKの映像は韓国釜山の国立日帝強制動員歴史館でも上映されている。

事実上の捏造であることが明らかになったNHK軍艦島映像は実際、韓国の反日感情に相当な影響を及ぼした。学界やメディア、政府がNHKの映像を積極的に活用してきたためだ。映画は映画に過ぎない、と言えばそれまでだが、歴史ドキュメンタリーや教養番組などは真実を標榜するため、問題はさらに深刻だ。

代表的なものが2015年6月28日にKBS「歴史ジャーナルあの日」で放送された「軍艦島の二つの顔、隠された真実」だ。

(中略)

KBS側はNHK軍艦島捏造映像を積極的に活用した。歴史ジャーナルあの日側が資料画面で出した挿絵はNHKの映像を参考にして描かれたという点が明確だった。裸に褌一枚の姿、ヘッドランプどころか安全帽さえほとんぼ被っていない姿、狭い坑道をのそのそと這って移動する姿、つるはしを持ってしゃがんで石炭を掘る姿などがそれだ。

その上、同日、チェ・テソン講師は「朝鮮人が奴隷のように日本人監督官に鞭打たれた」と話した。KBSは資料画面に軍服を着た日本軍が鞭を持って裸の朝鮮人を鞭打つ場面を放送した。カン・ドンジン教授は「日本人が道を通る朝鮮人を捕まえてトラックに乗せて拉致するように徴用した」と説明した。パネリストたちは「日本軍が朝鮮人を拉致・誘拐した」と怒りを露わにした。いずれも客観的根拠のない話だ。

褌は断然話題になった。チェ・テソン講師は制作陣が準備した褌を持ち上げ眉をひそめた。「褌が炭坑の作業服だった」という間違った説明が続いた。

(中略)

スタジオには当時の羽島炭坑の坑道を再現したセットも登場した。NHKの操作映像に基づいたセットだった。チェ・テソン講師やイ・ユンソク芸人はつるはしや石炭を入れる袋を手にし、ひざまづいてセットの中に潜り込んだ。画面には「実際の坑道はもっと狭くて劣悪」という字幕が映っていた。

軍艦島において朝鮮人に対する差別がなかったわけではないが、決して奴隷ではなかった。朝鮮人と日本人は同じ空間で働き、同じ給与を貰っていた。鞭や拷問、虐殺などはデタラメな話だ。軍艦島が厳しい労働環境だったのは事実だが、NHK映像のように坑道が狭かったり素手でツルハシを手にしたまま、原始的に働いてはいなかった。

軍艦島の実状を操作したNHKの映像は、今日の韓国で盲目的な反日感情を増幅させるのに積極的に活用されている。これに対し最近、日本国民会議側はNHKに対し、捏造報道の責任を負い「誤った報道を訂正し、流布した映像を回収すること」を積極的に要求している。こうした要求に対してNHK側は受け入れられないという立場だ。

(後略)

メディアウォッチ「NHK가 조작한 군함도 영상, 한국서 반일 역사왜곡에 무한활용(NHKが捏造した軍艦島映像、韓国で反日歴史歪曲に無限活用)」より


下の画像は記事に貼られているKBS番組のキャプチャ画像です。まるで強制収容所です。

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肝心のNHKの映像なのですが、何が問題なのかと言うと「炭坑内」の部分です。ある意味一番大事な部分とも言えます。
ここがどうも当時炭坑で働いていた人の証言と食い違う部分が多いのです。また常識に照らして考えてみてもおかしな部分があります。
例えば坑内に裸電球が設置されていることです。こんな事をしたら炭じん爆発が起こってしまいます。絶対にダメです。
軍艦島では作業員はスターライト工業製のヘッドライトを使っていたことが分かっています。これは支給品(備品)なので全員統一です。
1890年頃に豊国炭坑で200名以上が犠牲になる炭じん爆発事故が起こっており、以後、対策が取られたために昭和初期以降の炭坑ではヘッドライトスタイルが一般的です。