韓国と電話会談しないのは意図的なパッシングという話

岸田さんは就任後、各国首脳と電話会談しています。米国バイデンさん、豪州モリソンさん、ロシアのプーチンさんやインドのモディさん、中国の習さんとまで話したというのに、未だに韓国のムンさんとは電話会談を行っていません。
これに対して「やっぱり意図的に韓国パッシングしてんじゃね?」みたいな見方があるようです。

韓国人は「無視」より「軽視」を嫌がります。
日韓関係が最悪だと言われているのに日本側がまるで気にしていないかのように振る舞う、韓国が首脳会談を提案しているのに反応しない...こういうのは「無視」ではなく「軽視」に当たるのでしょう。とっても気になるみたいです。

 

マネートゥデイの記事からです。

日岸田、中習近平とも通話..意図的に「韓国パッシング」


岸田文雄日本新首相が8日、中国の習近平国家主席とも電話会談した。今月4日の就任後、5日にバイデン米大統領とオーストラリアのスコット·モリソン首相、7日にロシアのプーチン大統領、8日にインドのナレンドラ·モディ首相と中国の首脳まで挨拶を終えた。
しかし、日本と最も隣接した韓国の文在寅大統領とは何の交信もしなかった。大統領府が岸田首相就任当日にお祝いのメッセージを送り、韓日首脳会談の意志をほのめかしたが、数日が過ぎても無反応で一貫しているのだ。


(中略)


これで岸田首相は「クワッド(4カ国安全保障協議体)」同盟国である米国、オーストラリア、インドをはじめ、周辺強国のロシア、中国首脳とも初の電話会談を終えた。 昨年9月、菅義偉元首相が就任した際、中国に先立ち、文在寅大統領と先に電話で会談したのに比べても、岸田内閣で韓国の外交順位が後退したとみえる。


一方、岸田首相は8日の初の一般教書演説でも韓国に関する言及は2文だけだった。岸田は「韓国は重要な隣国」とし「健全な関係に戻すため、韓国側に適切な対応を強く要求する」という従来の立場だけを繰り返した。 韓国との関係回復には大きな関心がなさそうだった。


マネートゥデイ「日 기시다, 中 시진핑과도 통화..의도적인 '한국 패싱'(日岸田、中習近平とも通話..意図的に「韓国パッシング」)」より一部抜粋

何をもって「意図的にパッシング」していると考えるのか、その根拠は示されていません。「そうに違いない」「きっとそうだ」という潜在的な不安(?)がにじみ出ているのか、単なる被害者妄想なのか。

 

クアッドの面々とは足並みを揃えるためにも早々に菅内閣の方針を継続する意思表示が必要だろうと思いますし、中国は先日、台湾領空への侵犯がありましたので尖閣を含む種々の挑発行為に対する日本の立場を伝えておく必要があります。
一方、韓国は...なんだかんだで状況が動いていないので急いで話をしておく必要性が無い、と単純にそういうことなのではないでしょうか?