電話会談から2日後、靖国への奉納は「関係改善の意志が無い」という話

靖国への参拝・奉納=日韓関係改善の意志が無い、ということなのだそうです。

それなら抗日英雄と銘打ってテ○リストや過激派を毎年発掘し続けているのも、日本側からしてみたら同じことなんですけれどね。

 

 

ニュース1の記事からです。

岸田、首脳通話2日後に靖国奉納..遠い韓日関係改善


岸田文雄日本総理が、太平洋戦争のA級戦犯が合祀された靖国神社に供え物を献納した。文在寅大統領と首脳通話をしてわずか2日後に供え物を奉納し、岸田総理が韓日関係改善に意志がないという点を示したのではないかという批判が提起されている。

NHKなど日本メディアが17日に明らかにしたところによると岸田総理はこの日、靖国神社例大祭(祭祀)を迎え供え物を献納した。18日まで予定されている例大祭期間中の直接参拝はしない見通しだ。

岸田首相はこれまで、政府閣僚を務め、靖国神社に参拝や供え物奉納をしたことがない。
それにもかかわらず今回供え物を奉納したのは、当分の間、岸田首相が安倍·菅政権の連続線で動くという評価を可能にするという観測が出ている。


(中略)


我々の外交部は日本の前・現職官僚たちの靖国参拝に遺憾の意を表した。
外交部のチェ·ヨンサム報道官はこの日の論評で「政府は日本の過去侵略戦争を美化し戦争犯罪者を合祀した靖国神社に日本の責任ある指導級人物が再び供え物を奉納したり参拝を繰り返したことに対し、深い失望と遺憾の意を表する」と述べた。
チェ報道官は「政府は日本の責任ある人物が新内閣発足をきっかけに歴史を直視し、過去に対する謙虚な省察と真の反省を行動で示すことを求める」と強調した。

さらに、岸田総理の靖国神社供え物奉納は、文在寅大統領と首脳通話をして2日後に行われた。
文大統領は15日、岸田首相と初めて電話で会談したが、韓日両国間の最大の懸案である日本による植民地時代強制徴用および日本軍慰安婦被害者問題をめぐっては予想通り「平行線」を走った。

岸田総理は文大統領との通話後、記者団に対し「韓半島出身の労働者と慰安婦問題などで韓日関係が非常に厳しい状況にある」とし「(文大統領との通話で)日本の一貫した立場によって韓国側に適切な対応を強く要求した」と述べた。

一連の状況で、岸田総理が靖国神社供え物奉納など、前内閣の立場をそのまま維持するということは、直ちに韓日関係に大きな影響はないが、関係改善の動力作りは難しいという事実を反映するという評価だ。


(後略)


ニュース1「기시다, 정상통화 이틀만에 야스쿠니에 공물..먼 한일관계 개선(ムン、岸田総理と初通話..「強制徴用、外交的努力を模索しよう」)」より

ちなみに菅さんも参拝されてます。

2012年に官房長官に就任してからは直接参拝しておらず、総理大臣在任中は春秋の大祭に真榊を奉納するだけに留めていたそうですが、今回は内閣総理大臣の立場で参拝されたそうです。

韓国に言わせれば、これも関係改善の意志が無いことを示しているのかもしれません。
電話会談から2日後云々というのも、なんでもかんでも自分たちに絡めて考えたがるいつも通りの自意識過剰っぷりですが、どちらかというと靖国参拝、奉納は国内向けのアピールだと思います。
そもそも最初から他所に阿るようなことではないでしょう、というのが靖国に参拝する議員の認識にあるので、わざわざ韓国を意識したスケジュール建てをするとは思えませんし。