イ・ジェミョン氏の周辺で「極端な選択」5人目......の話

共に民主党代表のイ・ジェミョンさんの京畿道知事時代の元秘書が「極端な選択」で亡くなったと報じられました。遺書にはイさんに対して「なにもかも終わらせて欲しい(もうすべて下ろして)」というような意味合いの言葉が残されていたそうです。

実はイ・ジェミョンさんの周辺で「極端な選択」者が出るのはこれで5人目です...。

 



ヘラルド経済の記事からです。

残忍な「イ・ジェミョンの春」[このような政治]


「いくら非常な政治とは言え、無念な死を政治道具として活用しないでください」

共に民主党のイ・ジェミョン代表は10日、自身が京畿道知事時代に最初の秘書室長だったチョン某氏が死亡した状態で発見されたことについてこのように言及し、政争化をしないでほしいと要請した。

(中略)

前日、死亡した状態で発見されたチョン氏はイ代表が城南市長在任時に企画調整室長を、イ代表が道知事に当選した後は引継ぎ委員会秘書室長と初代秘書室長を歴任した。以後、京畿住宅公社(GH)経営企画本部長に席を移し2021年11月から昨年12月まではGH社長職務代行を務めたこともある。退任前後に「城南FC後援金疑惑」事件と関連して一度被疑者身分で検察調査を受けたことが分かった。

チョン氏の遺書にはイ代表に向かって「もうすべて手放してほしい」と求めた内容が含まれていることが知らされ、波紋はより一層大きくなっている。イ代表はチョン氏の死を「検察の圧迫捜査のため」と主張しているが、チョン氏が世を離れた理由の中で大きな部分がイ代表関連捜査に負担と悔しさを感じたことは明らかに見えるためだ。

イ代表の周辺でこのように世を去ったのは今回で5回目だ。

(後略)



ヘラルド経済「잔인한 ‘이재명의 봄’ [이런정치](残忍な「イ・ジェミョンの春」[このような政治])」より一部抜粋

城南FC後援金疑惑」とは、イ・ジェミョンさんの逮捕同意案のときに触れました(こちら)。
2010~2022年の大統領選出馬まで京畿道知事や城南市長などの職にあったイさんがその職権を利用し、企業に対して事業上の認可を出す代わりに2014年10月から2016年9月まで自身がオーナーだった城南FC球団への後援金出資を要求する圧力を掛けていた、という疑惑です。

これまでにイさんの周辺で「極端な選択」をしたのは2021年に大庄洞開発事業関連で捜査を受けた城南都市開発公社開発事業本部長、城南都市開発公社開発事業処長、2022年に母親の弁護士費用代納疑惑に関する情報提供者、イさんの奥さんの法人カード私的利用疑惑で捜査を受けた男性...となっています。