韓国のお札と一部硬貨の図案が変わることになりそうです。
描かれている絵の問題ではなく、描いた画家が「親日派」認定されているからです。
韓国の偉人は標準の肖像画が政府によって公式に設定されています。当時に描かれたものではなく、近現代の画家によって描かれたものです。
2009年に親日反民族行為真相究明委員会によって親日反民族行為者に分類された3人の画家が3紙幣、1硬貨に使用されている標準肖像画の作者でした。
中国のデベロッパが開発した「シャイニング・ニキ」というソシャゲアプリが1週間ほど前に韓国でサービス開始したそうです。(ニキは多分、キャラの名前)
よく分からないんですけど、スタイリングゲームって言うんですか?画面を見た感じアプリ版「きせかえ人形ごっこ」みたいな感じでした。ガチャで色んな服やファッションアイテムが手に入るみたいです。
アプリストアで1位になるなど、かなり注目タイトルだったみたいです。
ところが、韓国でのサービス開始直後、わずか1週間で「ある問題」が発生し、韓国版はサービス終了が決定されました。
消費者新聞の記事からです。
それでも中国のゲームをやるの?韓国利用者の後頭部を殴って食い逃げする理由が「中国の尊厳を守る」というシャイニング・ニキ
(前略)
中国のペーパーゲームズが開発したスタイリングゲーム、シャイニング・ニキは、韓国発売を記念して韓服「品位の王道*1」と「歳月の中の世界*2」を披露した。このゲームは中国アプリストアげ売上1位を達成しており、韓国でもアプリストアで人気1位にあがるなど注目された。
韓服アイテムが中国に適用されるとすぐに中国の利用者が抗議した。韓服が韓国の伝統衣装ではなく、民代の「漢服」であり、中国の少数民族である朝鮮族の民族衣装であるため、中国の伝統衣装という論理を展開した。
ペーパーゲームズはこの論理を受け入れた。アイテムを全て破棄することを決定すると、韓国の利用者が反発した。ゲーム会社は中国企業の責任と使命を尽くす、として無視した。
反発が激しくなると、ペーパーゲームズはゲームのダウンロードと決済を遮断した。既に購入したアイテムに対する払い戻し対策に言及せずゲームサービスを12月9日に終了すると知らせた。
ペーパーゲームズは「衣装セット廃棄以降に中国を侮辱する意見があり、私たちの最後の一線を超えた」とし「中国企業として、意見を排撃し国家の尊厳を守るために韓国版のサービスを終了する」と述べた。
サービス開始一週間である。被害はそっくりそのまま、決済した韓国利用者が引き受けることになった。ペーパーゲームズの横暴はこれだけでは終わらない。ゲーム脱退時の決済を要求した。有料決済をしていない利用者は、本人認証が行われていないという理由で脱退するためにゲーム内マネーであるルビー60個を購入して、これをキャプチャ画像としてあげるよう要求した。
(中略)
中国ゲーム会社の韓国利用者無視の態度は昨日今日の話しではない。「ライズ・オブ・キングダム」は東海を日本海と表記し、「ソルカジャン」は高句麗を悪の巣窟と描いた。
3年間、韓国ゲームが中国に進出できていない間に、中国ゲーム会社は国内利用者の後頭部を殴っているわけである。
(後略)
消費者新聞「이래도 중국 게임 할거야? 한국 이용자 뒤통수 치고 먹튀하는 이유가 '중국 존엄성 수호'인 샤이닝니키(それでも中国のゲームをやるの?韓国利用者の後頭部を殴って食い逃げする理由が「中国の尊厳を守る」というシャイニング・ニキ)」より一部抜粋
確かにペーパーゲームズがやってることはおかしいです。
サービス終了はともかくとして、韓国利用者への払い戻し案内がないどころか、本人確認のために課金アイテムを購入しろ、とか意味不明を通り越して悪徳商法の匂いまでします。(どうやらサービス開始以前から個人情報の過度な収集を懸念する声があったらしい)
韓服についても、確かに中国には朝鮮族がいますけれども、公式には彼らは19世紀半ばに朝鮮半島から移住してきた人たちということになっています。
とすれば、韓服のルーツは当然、朝鮮(韓国)となります。ここに疑いの余地はないと思います。
※
日本の感覚だと、ブラジルに移住した日系人たちが着物や浴衣を着ているのを指して「ブラジル(日系人)の民族衣装」と言われたら「まてまてまてーい」となる感じでしょうか?
「中国企業」はいざというとき「消費者」ではなく「自国」を優先するんだよ、それでも中国製がいいの?と言いたくなる記者の気持ち、分からなくもないです。
ただ、韓国ゲームが中国に進出できていないことと、今回のことは関係がないと思います。わざわざ絡めて「中国に進出できていない」から「国内利用者が後頭部を殴られる」かのように読める文章を書くあたりが韓国らしいな、と感じます。