さらっと実装されていたGoogleTranslate関数

Googleアカウントさえ持っていれば誰でも利用できるGoogleスプレッドシートにGoogleTranslate関数というのがさらっと実装されていました。
いつの間に実装されていたのか分かりません。
セル内の言語を自動翻訳してくれる関数です。(翻訳精度は保証しない)


使い方はいたって簡単です。

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GOOGLETRANSLATE("Hello","en","es")

こうしてやると、セル内には「Hola」と表示されます。
第一引数に翻訳したい文章(セル指定可能)、第二引数にソース(翻訳元)言語、第三引数にターゲット(翻訳先)言語を指定します。
言語指定は2文字の言語コード(ISO 639言語コード)を使用します。


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ソース(翻訳元)言語はautoとすると、自動で判別してくれます。


肝心の翻訳精度は…まあ、微妙と言うか…。
Google翻訳とは別の独立したツールのようで、直訳独特の「読みにくい」文章になることが多いです。

更に、上の画像でも分かりますが、イタリア語とスロバキア語が間違っています。
言語学習に使う上では致命的です。
単語帳代わりにしようとすると間違って覚える可能性があります。

逆に、ある程度知識のある言語を機械的に翻訳して手直ししたいときとか、複数の言語で同じ文章を作成したい時の下書きなんかには使えるかもしれません…が、自分で言っといてなんですけど、そんな機会がそうそうありますかね?

海外の複数メディアの同一記事の伝え方の違いをザックリ並べて見るのには良いかもしれません。