「ムン・ヒサン法」は安倍政権の思惑通り?という話

ムン・ヒサン国会議長が推進していた徴用工関連の法案が発議されました。
早速、市民団体らが抗議を行っているそうです。

常々、「被害者が納得しなければ解決しない」と言っているのに、どうするつもりなのでしょう?
やはり解決する気が無いのでしょうか?


聯合ニュースの記事からです。

市民団体「『親日』ムン・ヒサン法」、安倍の思い通りに与えてあげようという屈辱」


日帝強制労働被害者賠償と関連してムン・ヒサン国会議長が発議した別名「ムン・ヒサン法」について、市民団体が強く批判した。

安倍糾弾市民行動、日本軍「慰安婦」研究会などの市民団体は19日、ソウル国会前で記者会見を開き「ムン・ヒサン議長が日帝強制動員被害者関連法案を与野党議員13人と共に遂に発議した」とし「数回警告したように、『ムン・ヒサン法』は決してに強制動員の解決案になることはない」と批判した。

彼らは「この法律で作るという『記憶・和解・未来財団』はドイツのナチスの供せ動員被害者のための『記憶・責任・未来財団』の名を借用したが、最も重要な『責任』という言葉を抜いてしまった」と指摘した。

また「安倍政権が最も否定して抜いてしまいたい言葉が『責任』である」とし「結局、安倍の意のままにすべて聞き入れるという屈辱」と批判の声を高めた。これらの集会では、この法案を「親日ムン・ヒサン法」と規定し発議者名簿を公開した。

彼らは「ムン・ヒサン議長と法案を共同発議した議員13人は、最終的に歴史の汚点として自分の名前を残したことを後悔することになるだろう」とし「この法案で韓日関係を正常化することができると考えるのは誤算だ」と付け加えた。

(中略)

市民団体と被害者は「公式謝罪をしていない日本に、被害者である私たちが免罪符を与えること」としながら法案に反対してきた。


聯合ニュース「시민단체 "친일 '문희상 법', 아베 뜻대로 다 해주겠다는 굴욕"(市民団体「『親日』ムン・ヒサン法」、安倍の思い通りに与えてあげようという屈辱」)」より


「責任」…大事な言葉ですね。1965年に自分たちで対応すると約束した韓国政府責任もって解決して下さい。


慰安婦財団の前例がありますから、決して安倍政権の思惑通りとは思えませんが…。
きっと誰しも思うでしょう、「次の政権になれば白紙撤回からの『賠償せよ』だろう」と。

韓国側から日韓関係を悪化させておいて、関係正常化のためには「財団を設立せよ」「謝罪せよ」「賠償せよ」せよせよせよ…。
しばらくしたら「被害者が納得していない!」で白紙撤回してまたやり直しです。

一種のマッチポンプなんですよ。
問題を蒸し返すのも、問題の解決を持ち掛けるのも、反故にするのも韓国です。