慰安婦団体の寄付金不正会計疑惑がナヌムの家にも飛び火した話

慰安婦支援団体が元慰安婦に後頭部を強打されて以後、不正会計問題や施設売却問題で揺れていますが、今度は元慰安婦が共同生活を送る「ナヌムの家」の支援金が問題として取り上げられました。


韓国経済の記事からです。

「ナヌムの家」支援金を論議...「被害者たちのために使われなかった」


(前略)

キム・テウォル・ナヌムの家学芸室長など職員7名は19日、報道資料を出して「これまでナヌムの家は莫大な支援金を受けてきたにも関わらず、被害者おばあさんたちに居住地を提供すること以外の支援事業をしていない」と述べた。

これらは「ナヌムの家は、慰安婦被害者おばあさんたちの住処であることを前面に出して、おばあさんたちを安全かつ専門的に世話する専門療養施設と宣伝したが、実際は支援金で運営されている無料の養老施設であるだけで、特別な治療や福祉支援は提供されなかった」とし「運営スタッフはおばあさんの病院の治療費、物品購入などを全ておばあさんたち個人の費用で支出した」と説明した。

職員たちは「ナヌムの家に入ってくる莫大な支援金が運営法人である『社会福祉法人 大韓仏教曹渓宗ナヌムの家』に帰属されている」とし「法人は60億ウォンを超える不動産と70億ウォンを超える現金資産を保有している」とした。続いて「そのまま放置すれば、国民が慰安婦たちのために使ってくれと寄付したお金が大韓仏教曹渓宗の老人療養事業に使われるようになるだろう」と主張した。

(中略)

職員たちの主張に対してナヌムの家側は「申し上げる言葉がありません」と答えた。大韓仏教曹渓宗の関係者は「ナヌムの家は独立した法人で曹渓宗が直接管理する機関ではない」とし「ナヌムの家の運営と関連して、宗団が直接関与した事実もない」と明らかにした。

(後略)

韓国経済「'나눔의집' 후원금도 논란.."피해자들 위해 쓰지 않았다"(「ナヌムの家」支援金を論議...「被害者たちのために使われなかった」)」


慰安婦たちは完全なる被害者」という構図は揺らがないようです。