サメビタキがあらわれた!話

サメビタキという小さな野鳥がいます。スズメの仲間で、スズメより気持ち小さいかな、というくらいの丸っこいフォルムがとても可愛い子です。


日本では人里でも見かけますけれど、韓国では公式に観測された記録がないらしいのです。
先月12日に全羅南道のクンモ島というところにある多島海海上国立公園(다도해 해상국립공원)というところではじめて見つかったそうです。(Google Mapで表示したら「朝鮮共和国」って出たんだけど、いいのかしら…?)


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画像は聯合ニュースの記事からです。


似た種類のジョウビタキと違って、この子はオス・メスで同色なので残念ながらどちらか分かりません。
ジョウビタキのオスはなかなかのオシャレさん)


記事によると、主にインド北東部、中国南部、ミャンマー北東部、タイ北西部に生息し、インド南西部とスリランカなどで越冬する、とされています。
本来は半島よりずっと南の温かいところにいるはず、と言いたいのでしょう。
日本にもいるので、別にいてもおかしくないと思いますが…「記録がない=いない」ではないので、断言はできませんけれども暖冬の影響で生息範囲が拡がっているのかもしれませんね。