「空飛ぶ車」の話

ドローン開発販売会社のSkyDriveがトヨタの支援で開発された「空飛ぶ車」SD-03モデルでの日本初の有人飛行試験に成功しました。


8月25日に愛知県豊田市の試験場で行われた飛行試験では約4分間飛行したそうです。

機体サイズは高さ2m、幅4m、長さ4mと、垂直離着陸できる機体としては世界最小サイズとなります。重量もかなり軽そうですね。



World debut SkyDrive Manned Flight by SD-03 in the summer 2020 Full Version


飛んでます、確かに飛んでます。でもなんだろう...この「いや、違う。そうじゃない」と言いたくなる感じ。

SF映画に出てくるような「空飛ぶ車」ではなく、どちらかというとヘリコプターやドローンに近いですね。

「空飛ぶ車」より「空飛ぶバイク」を志向してくれた方が個人的には良いような気がします。


姿勢制御はコンピュータ制御のアシストが入っているためか安定して見えます。

ただ、風の影響はモロに受けそうなのが気になります。実際には雨とか風とかありますからね。

天気の悪い時には車を使いたくなりますが、普通の車と違って悪天候の日ほど使えない、ということになったりして。


2023年頃に、2人乗り機体でタクシーサービスを予定しているそうですけれども...法整備は間に合うんでしょうか?

車扱いではなくヘリコプター扱いになるかもしれません。その場合、自家用操縦士免許(個人の趣味レベルのヘリコプター操縦免許)とか必要になりますので、ちょっと敷居が高くなりますね。