参議院予算委員会の質疑で茂木さんが「韓国によってゴールポストが常に動かされる」という趣旨の発言をしました。これにより問題解決が遠のいており「問題は韓国にある」と認識していることを示したものと思われます。
また、質問に立った参議院議員の有村さんは「韓国政府が事実に基づかない歴史認識を国際社会に宣伝している」という趣旨の発言をしています。
ペン・アンド・マイクの記事からです。
茂木敏充日外相「『日本軍慰安婦』問題解決のゴールポスト、韓が何度も動かす」
日本の菅内閣の主要人物が31日、参議院予算委員会の質疑応答で「日本軍慰安婦」問題と関連して遺憾を表明した。
産経新聞の報道によると、この日の日本の政権与党・自由民主党(自民党)所属の有村浩子参議院議員が「事実に反した情報によって国内世論が作られ、韓国世論にも飛び火し、さらには国際世論で反日感情が広がることによって海外の日本人たちが悪く言われ、その子どもが嫌がらせを受けるなど、日本の信用と国益がどれほど侵害を受けたか計り知れない」と指摘した。
有村参議院議員はまた「日本軍慰安婦」が強制連行されたという見解が広まった原因と関連して、これに先立ち先月の27日、日本政府が閣議決定した答弁書で「(死亡した)吉田清治氏が過去1983年に日本軍の命令で韓国・済州島で多数の『女性狩りをした』という趣旨の虚偽の事実を発表して、そうした虚偽事実が大手新聞社によってまるで事実のように大きく報道されたことにある」と発言したことについて質疑し、「今更『大手新聞社』などの表現で匿名処理する必要はまったくない」と強調した。
これに対して加藤勝信官房長官は「『大手新聞社』とはまさに『朝日新聞』のことだ」とし「朝日新聞が報道した吉田さんの証言のために、まるで『強制連行』があったかのように事実に反する認識が韓国を筆頭に国際社会に広まったことについては、非常に深刻な問題があったと思う」と答えた。
茂木敏充外相は「率直に言えば、初めて行われた(問題解決の)ゴールポストの一を韓国政府が常に変えている状況」と指摘した。
有村参議院議員は「韓国政府は『世界で類例のない女性に対する戦時人権蹂躙』という新たなレッテルを貼ることで日本を不当に貶めるなど、事実に基づかない歴史認識を国際社会に宣伝している」と訴えた。
有村参議院議員は「河野談話から28年が過ぎたが、その間、吉田清治の証言は虚飾と判明し、朝日新聞は謝罪した」とし「(日本)政府は歴史的事実を粘り強く訴えるべきだ」と付け加えた。
ペン・アンド・マイク「모테기 도시미쓰 日 외무상 "'일본군 위안부' 문제 해결의 골포스트, 韓이 자꾸 움직여"(茂木敏充日外相「『日本軍慰安婦』問題解決のゴールポスト、韓が何度も動かす」)」より
ド正論です。
ただ、残念ながら正論だけでは人心は動かせないのが難しいところです。(だからと言って虚偽の拡散はもってのほかですが)
粘り強く事実を訴えるのと同時に、日本以外、特に欧米のモノの見方を考慮に入れた戦略を練る必要があると思います。