韓国、オミクロン確定者が増えればウィズコロナ中断を検討、という話

日本はウィズコロナ以降、新規感染者数も重症者も減少したまま落ち着いています。
オミクロンでまたしばらく騒がしくなりそうですが、幸いにも今の所、重症化リスクの低い変異であるように言われています。これから冬になりますし、油断は禁物ですけれど。

お隣の韓国では新規感染者数が連日増え続けており、5000人を超えました。オミクロン感染者が最低5人、確認されたということもあり、ウィズコロナ中断の検討に入っているそうです。

 

 

東亜日報の記事からです。

国内では少なくとも5人「オミクロン感染」確認...政府「ウィズコロナ中断」積極検討


(前略)

1日、中央疾病対策本部によると、先月、アフリカやナイジェリアを訪問した後、11月30日にオミクロン疑惑患者に分類された40代のA氏夫婦や知人のB氏(30代男性)の3人は、オミクロン変異の確定判定を受けた。また先月ナイジェリアを訪問した50代の女性2人もオミクロン変異の感染が確認された。これで国内のオミクロン変異確定者は5人になる。疑惑患者であるA氏夫婦の10代の息子は2日に最終的な分析結果が出る。

東亜日報の取材を総合すると、防疾当局は確認者のうちB氏の移動ルートに神経を尖らせている。B氏はA氏と接触した後、4日間ほど多くの多重利用施設に立ち寄った。すでにB氏の家族や知人ら3人もコロナ19確定判定を受けており、オミクロン変異分析が進行中だ。B氏とその知人たちの接触者は約50人だという。

(中略)

1日0時基準の国内新規確定者は5123人。前日に比べて2000人近く急増した。重症患者は前日(661人)より62人増え、723人となった。現場では重症者の医療大系が事実上「崩壊直前」という評価が出ている。

このため政府は先月始まった段階的な日常回復(ウィズコロナ)を中断し、私的な集まりの規模縮小など、再び社会的距離を置く体制に戻る案を積極的に検討している。
パク・スヒョン大統領国民疎通主席秘書官も1日、ユーチューブに出演し「オミクロン確定者が増えれば大々的な防疫措置の調整があり得る」と述べた。パク主席は「先月29日、ムン・ジェイン大統領が出席した特別防疫点検会議でこの内容が議論され、すでに検討が終わっている」と述べた。政府は早ければ3日、中央災害安全対策本部会議で防疫強化措置を発表する予定だ。



東亜日報「국내 최소5명 ‘오미크론 감염’ 확인… 정부 ‘위드 코로나 중단’ 적극 검토(国内では少なくとも5人「オミクロン感染」確認...政府「ウィズコロナ中断」積極検討)」より一部抜粋

引用したソースでは感染者数と重症者数のみですが、朝鮮日報によると死者数もかなり増えているようで、8月に194人だったのが11月には800人と、3倍に急増しています。
個人的に感染者数の増加より、重症者・死者の数の急増が気になります。