「CPTTP加盟と日本産水産物の輸入規制緩和は連携していない」という話

韓国水産部長官が日本メディアからの質問に答える形で「CPTTP加入のために日本産水産物の輸入規制緩和は考えていない」と発言しました。

 

 

KBSの記事からです。

「CPTTP仮名のために日本の水産物輸入規制の緩和は考慮しない」


ムン・ソンヒョク海洋水産部長官が環太平洋パートナー協定(CPTTP)の加入と日本産水産物輸入規制緩和を連携する案は考慮しないと明らかにしました。

ムン・ソンヒョク長官は昨日、ソウル韓国プレるセンターで開かれた外国メディア記者懇談会で「CPTTP加盟のために日本差水産物輸入規制を緩和する考えはあるか」という日本メディアの質問にこのように答えました。

ムン長官は「日本産水産物の輸入規制は国民の健康のための措置で韓国政府はCPTTP加盟と連携して考えていない」と述べました。

ムン長官はまた福島汚染水排出問題について「客観的で科学的な検証が必要で日本側の透明かつ具体的な情報提供がなければならない」とし「海洋環境を共有する周辺国との充分な協議が必要だ」と強調しました。

(後略)



KBS「“CPTPP 가입 위해 일본 수산물 수입 규제 완화 고려 안 해”(「CPTTP仮名のために日本の水産物輸入規制の緩和は考慮しない」)」より一部抜粋

台湾だって日本産食品の輸入規制がネックで今まで加入できていないのに、どうして韓国はそこをスルーして問題ないと考えるのでしょうね。本当に加入する気があるんでしょうか?

今のままだと国内からの反発の方が大きいようですし、どうせダメなら如何に日本の心証を悪く(日本のせいに)出来るかを重視しているとか?

しかし、福島処理水の件で「客観的(科学的)情報」の重要性を強調しておきながら客観的に安全性が証明されている日本産水産物(処理水もですが)を無視するとか、こんな短い記事の中で見事に矛盾していて流石です。