12年間で韓国向け日本産水産物から放射性物質が検出されたのは136件、うち131件が「基準値以下」だったという話

韓国の食品医薬品安全処が提供する、2011年3月から2023年6月までの日本産輸入食品に対する放射性物質測定結果の集計データによると、12年間で検出された水産物のみの件数は136件、3033トン。このうち131件、3013トンは韓国の基準値以下だったため通関手続きを経て普通に輸入されています。残り5件、20トンだけが返送されたとのことです。
逆に、同期間中に7万4774件、28万4941トンの水産物からは検出されておらず、検出事例は全体の0.2%に過ぎないことが分かりました。

 



ニュース1の記事からです。

12年間、日本産水産物136件から放射能検出...この9年間で0件


(前略)

23日、食品医薬品安全処(食薬処)によると、2011年3月~2023年6月の日本産輸入食品放射能検査の結果、放射能が微量検出された水産物136件、3033トンと集計された。このうち131件、3013トンは基準値以下で通関手続きを経て国内に輸入され、5件、20トンは返送された。

(中略)

年度別に見れば、放射能が検出された水産物は△2011年21件、149トン△2012年101件、2704トン△2013年10件、160トン△2014年4件、20トンなどだ。2015年からは輸入禁止措置の影響で日本産水産物から放射能が検出された事例はない。

一方、この12年間で7万4774件、28万4941トンの水産物からは放射能が検出されなかったことが分かった。これで日本産水産物のうち放射能が検出された事例は計136件で全体の0.2%に過ぎない。

(中略)

日本産輸入食品に対する放射能検査は加工食品、農産物、畜産物、水産物などに対して行われており、水産物以外の過去12年間の放射能検出輸入食品は△加工食品213件、144.5トン△農産物10件、72トンなどだ。畜産物からは一件も放射能が検出されなかった。

(中略)

食品医薬品安全処は最近、日本福島放射能汚染水の放流で日本産水産物輸入に対する国民不安が大きくなったことに対し、輸入規制措置を維持すると発表した。

オ・ユギョン食品医薬品安全処長は22日、国会保健福祉委員会全体会議で「日本全域の水産物まで禁止することに対しては現在の措置を維持するのが妥当だ」とし「国民が安心するまで(現在の)輸入規制措置を維持する」と述べた。

(後略)



ニュース1「12년간 일본산 수산물 136건서 방사능 검출…최근 9년새 0건(12年間、日本産水産物136件から放射能検出...この9年間で0件)」より一部抜粋

マッチポンプですね。「国民が安心するまで」輸入規制措置を維持すると、当の国民は「輸入規制をしているのは危ないからだ」になるのは目に見えています。お互いがお互いを都合よく「理由」にしています。

ところでこのニュース、公開されてから3時間くらい経っているんですが、コメントも反応も1件も付きません。不自然なくらい静かです。