「韓国が日本をバカにするのはなぜなのか」な話

1. 中華思想の影響で長男=中国、次男=朝鮮、末弟=日本と、併合以前からずっと日本を侮っていたから。
2. 韓国人は日本に対する「感謝」の気持ちを持っていないから。
3. 韓国人は「嫉妬」「妬み」「恨み」の感情が強いから。
4. 小国コンプレックスに起因する「愛国心」が膨張・暴走しているから。

こんな4つの理由を揚げているコラムがあったので紹介します。

 



ペンアンドマイクの記事からです。

[キム・ムンハクコラム]世界で唯一日本をバカにする韓国


2019年、北京大学のある有名な法学教授と対談を交わしたことがある。その日、その教授が言った言葉が今も記憶に新しい。「全世界の人々が日本を認め、日本に感謝しているのに、とりわけ韓国人だけが日本に感謝することを知らず、強く繰り返される反日感情で日本をバカにしている。これが私は不思議だ。中国人も反日教育はあるが、日本の先進性、国民民度の優秀性に対しては賞賛を惜しまない。韓国人はとても自信があるように見えるが、そのような蛮勇は悪くないが、どこか幼稚に見える」と、彼の言葉を聞いて筆者は会心の笑みを浮かべた。

台湾の批評家で作家でもある黄文雄氏は、みなが日本の植民地支配を経験したが、台湾の人々はこれまでも日本に感謝しているのに、韓国人は「反日」に固執する不条理を指摘する。

数年前に東京で会ったとき、黄さんは筆者にこう話した。「日本統治時代の日本人の貢献は台湾人に対しては非常に多大なものだった。彼らが献身的に心血を注ぎ、尽力したため今日の台湾があるのだ。最も近代的で優秀な日本人はアジアの模範であり、今日でもアジアが真似して学ばなければならないモデルとして遜色がない。しかし皆が日本の植民統治を受けたにもかかわらず、韓国人は日本に対する感謝の気持ち、謙虚な気持ちが無いだけでなく、日本を非常に見下して軽蔑してありとあらゆる手段を使ってこき下ろすのが彼らの稚拙な言動だと思う。恩を返すことができず、感謝の気持ちを欠いた民族に絶対に必要なのは自己省察自己批判でなければならない」。黄氏の忌憚のない虚心坦懐な指摘に筆者は何度も重ねて納得した。

アジア、いや世界の人々が見る目はみな似たようなものだ。2005年、米国の時事週刊誌タイムアジア版(8月15日-22日号)の「現代アジア版」特集に「アジアは日本に感謝しなければならない」という趣旨で発表された論文がある。作者はシンガポール外交官で大学学長を務めたインド系華人のキショール・マブバニが執筆した「アジアの再生」だ。

筆者はこう指摘する。アジアに自信を吹き込んだ貢献者は日本であり、「日露戦争でロシアが日本に敗れ、インド人にインド独立の意識を誕生させた」というインド初代首相ネルーの言葉を紹介する。

また、20世紀初頭に日本の成功があったからこそ、アジアの発展が実現し、日本の植民統治を経験した韓国も日本というモデル、教導者がいなかったらこのような目覚ましい成功は無かっただろうと強調する。そしてこのような日本に謙虚で深い感謝をしなければならないと力説する。

したがって、中国も日本に感謝すべきであり、北韓も実際には日本を批判しているが、心の中では日本の影響力を認めていると明らかにする。

世界を見回しても日本の成功、優秀性とその多大な影響力を肯定的に評価し、認めることが一つの「常識」になって久しい。しかし唯一、韓国だけが日本を目障りな存在としている。筆者が1990年初めに日本に留学しながら今まで会った大多数の韓国人は、日本が好きでありながらもこのように日本を認めない感情、情緒的なものが常に働いていることを発見した。

1993年にはチョン・ヨオク氏の「日本は無い」という本まで登場し、反日・嫌悪感情に迎合して日本の優秀性を否定し卑下する「日本非難書」が一世を風靡した。当時、筆者はこの本が昔、朝鮮通信使が日本を軽蔑した歴史的現象とあまりにも似ていて仰天大笑せざるを得なかった。

このような韓国人の日本軽蔑、否定・侮辱感情を筆者なりに韓国人の「侮日思想」と称したい。それは一つの韓国人の遺伝子として刻まれていることを筆者はまた指摘せざるを得ない。

解放後、日帝時代を生きることも無かった韓国人の絶対多数が、まるでその時代を体験したかのように、日帝時代を良く知っているかのように、日本を非難、歪曲、卑下することが新しい韓国の「国民性」になってしまった。

(中略)

意外と韓国人の侮日思想はその根が深くて長い。現在、韓国人は日本に謝罪を強要し「日帝時代の徴用工問題、慰安婦問題」などで賠償金を要求しているショーを行っている。日本がいくら重ねて謝罪し、1965年の韓日協定で解決されたと法的根拠を出しても、韓国人は聞く耳も貸さず言い張っている。

1.よく「日帝36年統治」が韓国人の「侮日思想」を作ったという認識が一般化されているが、筆者はそうではなく1910年の植民地併合以前から朝鮮人侮日思想は「慕華思想」とセットで形成され継承されてきたと見る。

筆者はそれを朝鮮の伝統的な、日本に対する「民族優越感」と考える。韓中日東アジアの伝統秩序で、中国が長兄で韓国が次兄であり、日本は野蛮な三番目の末っ子という観念が無意識的に堅固に潜在していた。

韓国人の意識構造の中には今も「昔から私たちが日本に朝鮮の高次元文明を教えた」という優越感が強い。例えば、今でも韓国人は「日本人が食事のときに箸だけを使い、スプーンを使わないのは私たちがスプーンの出し方を教えていないからだ」と考えるのが常だ。朝鮮王朝時代にも正式な外交文書を除いては、常に日本人を「倭族」「倭敵」「蛮夷」と蔑視し、このような侮辱的な単語を選んで使ってきたのだ。

今も韓国では知識人でさえ日本を「倭寇」「日本奴」「日本チョッパリ」と別称で呼び、日本の天皇も一段下げて「日王」と呼ぶ。このような前近代的他者蔑視、自己優越意識は韓中日でも韓国人が最も強い姿を現している。

2.韓国人に欠けているのが相手に対する「感謝の気持ち」だと見る。日本から近代化を学び、おかげで近代化を成し遂げたその「影響力」「恩恵」を、韓国人は意図的に無視して否定して、歪曲する怪癖がある。

(中略)

もちろん韓国語にも「感謝」「ありがたい」「おかげ」「おかげで」など、感謝の意を表す単語はたくさん存在するが、特に日本に対してはこのような美しい言葉を全て忘れてしまう。「日本が私たちに感謝こそすれ、私たちは絶対に日本に感謝できない」という狭苦しい心理が作用している。

そして目に見える客観的史料、真実の事実、正確な文献があっても、韓国左翼知識人は不都合を感じ、意図的に目を反らして見ることも聞くこともない。このような知識人の拙劣な行動様式は、北韓中国共産党の歴史に対する作法と一脈相通ずる。真の歴史的学問はそもそも誕生できず、その代わりウソと歪曲が盛んな雑草畑になった韓国の学界、知識界だ。

もはや韓国社会はもちろん、学界、知識人、特に左派勢力の知識人は今日も日本の「侮日思想」にたっぷり浸かった前近代的人間だと指摘せざるを得ない理由だ。

3.今回は韓国人の民族心理、国民的なレベルでそのルーツを探ることにしよう。韓中日3国の国民性比較を通じて抽出した一つの結論がある。相手に対する嫉妬、妬み、恨みを比較した時、韓国人のその濃度は日本人、中国人より濃い。歴史、文化地理風土的に狭い半島に住みながら「千回の外来侵略を経験した」という朝鮮人の心性は、基本的に土地に執着する矮小性が目立つ。

諺に「いとこが田んぼを買ってもお腹が痛い」という言葉のようい、相手の喜捨、成功を喜びながらも農耕文化、地に根差した嫉妬心は韓国人の排他性や「私たちではない他人*1」に対する認定度が低いことを立証してくれる。

日本の優秀性、日本の成功に対して韓国人は内心認めて羨望しながらも、いわゆる「過去の苦痛の歴史」が痛みを与えたという理由で嫉妬し認めようとしない。筆者もある程度理解できるが、このような狭苦しい農耕文化式の「嫉妬心」はやはり韓国人の近代性を引き出すのに十分だと思う。

4. 韓国人の小国コンプレックスに起因する愛国心ナショナリズムはアジアでも特に膨張し強烈で、日本を良く見る隙間を与えない。

このような愛国心は、人に正常な判断を阻害*2し、偏向的に小心者にさせる。したがって、その小心性、偏向性は社会的に拡張され、韓国的な欠陥として固着されてしまう。

それが日本に対しては、日本との関係での自己美化と日本歪曲と否定に傾くことになる。実際、日本をそのまま見ることは韓国と結びついた近現代史であるため、韓国人のアイデンティティをそのまま見ることと一致するにもかかわらずだ。

固着した韓国的な「愛国心」を破り、真実を探す隙間を一つ一つ用意していくことが韓国人の歪曲されたアイデンティティを回復する近道ではないか。

事実、日本を卑下し馬鹿にする韓国人の歪んだ心性、いや左派勢力の拙劣でグロテスクな日本非難、自己美化は日本を害すると同時に、それが自分を傷つける矢として戻ってくるのがさらに恐ろしい。

この素朴な真理を今や韓国人、左派勢力が認識し、日本に対する「侮日思想」を粉砕しなければならない。それがまた、韓国自身を救済する近道でもあるからだ。



ペンアンドマイク「[김문학 칼럼] 세상에서 유일하게 일본을 바보 취급하는 한국([キム・ムンハクコラム]世界で唯一日本をバカにする韓国)」より一部抜粋

有形・無形問わず「カタチ」として残っている文化遺産の量って大きいと思うのです。そういうのがあれば、そこを土台にアイデンティティを立て直すことも出来たと思うのですけどね。
韓国は史跡・遺跡や伝統文化だけでなく、文献も李氏朝鮮以前のものは極端に少ないので、日本と中国の古文書を使わないとまともな歴史研究が出来ません。
当然、日本と中国の古文書には朝鮮半島のことは「おまけ」程度にしか書かれていませんし、それぞれの視点での書かれ方になっていますから、現代韓国人の「自尊心」を満たしてくれるような内容ではありません。「こんなはずじゃない」となるんでしょう。

そこに「侮日思想」は相性が良かったんじゃないでしょうか?元からあったものですし、「本来、日本よりも我々の方が優秀なのだから、我々が日本を支配するのが正しい姿」との「恨」を「克日」という包装紙で包んで国民にバラ撒き続けてきたのが韓国の在り方だろうと思います。
日本に対して「感謝」をしないのは、大陸の礼儀は「目下の人間が目上の人間に対して示すもの」だからでしょう。「(目下の)日本が私たちに感謝こそすれ、(目上の)私たちは絶対に日本に感謝できない」...いや「する必要がない」でしょうか?
別に感謝してくれとは思いませんけれど、せめて無いこと無いこと捲し立ててネガキャンしたり、「反対のための反対」するの止めて欲しい。

*1:ウリとナム

*2:原文「저애」。恐らく「저해(阻害)」の誤字。