ゴールデンレイ号の解体は7月半ばに開始予定という話

もう忘れられていそうな気がしますが、昨年9月に米国ジョージア州で転覆した現代グロービスの貨物船ゴールデンレイ号の解体撤去の目処がようやく立ったようです。(当時の事故の状況や韓国メディアの報道内容はこちらこちらから)

「日本のせい」に出来たことで満足したのか、韓国メディアは続報を全然報じてくれません。思い出した時にちょくちょくチェックするようにしていますので、事故報告書が提出されるまで見届けるつもりです。


Insurance Marine Newsによると、環境保護用のバリアを建設が完了したため、船体を8つに切断し吊り上げクレーンで撤去する作業を7月半ばから始めるとのことです。

一部分につき一週間の作業工程を見込んでおり、全てのパーツの撤去完了は9月半ばを目指しています。事故からちょうど1年です。
その他、細かな破片やゴミの処理などを含めて、今年の末までに全ての撤去作業を完了するとしています。


詳細な事故調査報告書が作成されるのはそれ以降の話になるでしょう。
それにしても、時間にしろお金にしろ環境にしろ、周囲への影響が本当に大きいですね。