「私を日本に連れてって」な話

今月24日に韓国の政策協議団が訪日する予定ですが、それに(自称)元慰安婦のイ・ヨンスさんが同行させるよう要求しているそうです。
次期政権の引き継ぎ委員会の事務所を訪れ提案書?要望書?のようなものを関係者に手渡したとのこと。

 



聯合ニュースの記事からです。

引き継ぎ委訪れたイ・ヨンス氏「韓日協議団とともに日本に行く」(総合)


日本軍「慰安婦」被害者のイ・ヨンス(94)さんが21日、大統領職引き継ぎ委員会を訪れ、慰安婦問題の国連拷問防止委員会(CAT)への付託を促し、来週訪日する韓日政策協議代表団(政策協議団)と同行させて欲しいと要求した。

イさんと「日本軍慰安婦問題ICJ(国際司法裁判所)付託推進委員会」(推進委)の関係者たちは同日正午頃、ソウル鍾路区通義洞の引き継ぎ委の建物を訪れ、このような要求案を伝えた。

イさん一行は引き継ぎ委の建物の前で「要求案が盛り込まれた資料が渡るようにしてほしい」と引き継ぎ委関係者に会うことを要求し、引き継ぎ委関係者が正門から出て資料を受け取った。

名刺を求めたイさんの要求に引き継ぎ委関係者が何色を示すと、イさんは「なぜ私たちの問題を解決できないのか」とし、慰安婦問題が解決されない現実を強く叱咤した。

(中略)

イさんは日本政府などに慰安婦被害者の声を直接伝えなければならないとし、今月24日に政策協議団とともに日本を訪問させて欲しいと要請した。

(中略)

推進には今月4〜14日、世論調査機関マクロミルエンブレインに依頼し、全国の成人男女1000人を対象に慰安婦問題関連の国民認識を調査した。
回答者の83.2%が「根本的な解決なしには問題が続くしか無いので被害者中心主義的な解決をしなければならない」と答え、2015年の韓日慰安婦合意に対しては回答者の68.4%が「再交渉しなければならない」と答えたと推進委側は明らかにした。

引き継ぎ委のシン・ヨンヒョン報道官はその後のブリーフィングで「外交安保文化側で迎える準備をしたら良かったのだが、事前に連絡が無かった関係で国民提案センターを通じて受付を案内した」とし「外交安保文化で議論になると考えている」と述べた。



聯合ニュース「인수위 찾은 이용수 할머니 "한일협의단과 함께 일본 가겠다"(종합)(引き継ぎ委訪れたイ・ヨンス氏「韓日協議団とともに日本に行く」(総合))」より一部抜粋

事前連絡(アポイントメント)を取らずに突然押しかけて自分の要望を押し通すことが「権利」であり、それが認められるのが「私の正当な扱われ方」なんでしょう。やたら日本に来たがる韓国議員団(今度の政策協議団も含む)がろくなアポも取らずにバイデンさんや岸田さんに会いたがるのと基本は同じじゃないでしょうか?

しかも訪日予定は24日です。今日明日にでも結論を出さないと間に合いません。
こうした「急に突然の無茶ブリ」を押し付けることで自身の価値を測る(示す)ケースが韓国社会には多すぎるように思います。

 

それはともかく、ユンさんは候補者時代にイさんと面談し「日本から謝罪を引き出してみせる」と宣言し、指切りのパフォーマンスまでしています。
もちろん当選後はイさんから「約束を守れ」と再三要求されています。
一体どうするのでしょう?