昨年基準で住宅を所有する青年層(満15~39歳)の貸出残高の中央値が1億4150万ウォンで、他年齢層と比較して高いことが分かったそうです。
しかし、データをよく見ると青年層で住宅を所有しているのは全体成年人口の11.8%に過ぎません。中高年層以上になると、これが4割になります。
マネートゥデイの記事からです。
「家」はあるのだが...中高年より借金の多い青年たち
(前略)
統計庁は20日発表した「2022年生涯段階別行政統計結果」によると、昨年所得のある人口の年間平均所得は中高年層が4084万ウォンで最も高かった。続いて青年層2781万ウォン、高齢者層1771万ウォンなどの順で集計された。
所得区間別に見れば青年層と老年層は「1000万ウォン未満」が各々33.4%、56%で最も多く、中高年層は「1000万ウォン~3000万ウォン未満」が29.7%で最も多かった。
(中略)
住宅所有別に見ると、青年層は住宅所有者(4729万ウォン)が未所有者(2456万ウォン)より年間所得が1.9倍高かった。中高年層は1.6倍、老年層は1.4倍高いことが分かった。
(中略)
昨年11月基準で金融圏貸出を保有している人口の貸出残高中央値は中高年層が6060万ウォンで最も高かった。青年層は4000万ウォン、老年層は3300万ウォンと集計された。
すべての生涯段階で前年より貸出残高の中央値が増加した。青年層は42%が貸し出しがあり、中高年層は57.5%、老年層は26%が貸し出しがあった。
住宅所有者の貸出残高の中央値は青年が1億4150万ウォンで、中高年層(1億196万ウォン)と老年層(5000万ウォン)より高かった。
一方、青年層で住宅を所有している人は176万6000人で、全体青年人口のうち11.8%水準だ。中高年層は44.3%(894万人)、老年層は44.5%(402万8000人)が住宅を所有した。
住宅資産価額別に調べれば青年層と中高年層は「1億5000万ウォン~3億ウォン以下」の比重が各々36.1%、30.4%で最も高かった。
(後略)
「'집'은 있는데…중장년보다 더 '빚' 많은 영끌 청년들(「家」はあるのだが...中高年より借金の多い青年たち)」より一部抜粋
青年層の融資残高は前年比5.4%増加と、他年齢層に比べて高くなっています。
また、今年の第2四半期基準で20代の延滞率は1.4%。これは前年同期比の2倍の水準です。
少しずつ軋みが大きくなってきているような...。