3月に韓国空軍が民家を誤爆したという、あってはならない事故がありました。複数の人為的ミスが重なった結果とされています。
それから1ヵ月と少ししか経っていませんが、またもや韓国空軍でとんでもないことが起こりました。飛行訓練中の戦闘機から登載されていた機関銃と実弾、燃料タンクが脱落するという事故です。
整備不良によるものではなく、搭乗パイロットの操作ミスと見られています。またしても人為的ミスです。
ハンギョレの記事からです。
空軍攻撃機、操縦士のミスで実弾・機関銃を投下…全機種飛行中断
(前略)
江原道原州市にある空軍第8戦闘飛行団所属のKA-1空中統制攻撃機は18日午後8時22分ごろ、夜間模擬射撃訓練を行っていたところ江原道平昌上空で機関銃を固定させる装置である機銃ポッド2基と空の外装燃料タンク2個を落とした。
(中略)
空軍事故調査委員会は事故軽攻撃機操縦士から「操作ボタンを誤って押した」という陳述を確保し、正確な事故原因を調査するという計画だ。当時、誤って機銃ポッドに内蔵されていた機関銃と12.7㎜実弾の計500発も一緒に落ちた。機関銃などが山岳地域に落ち、民間被害は発生しなかった。
空軍は19日、江原道寧越郡の山岳地帯で機銃ポッドと実弾を回収し、燃料タンクと残りの実弾10発余りを探している。また、事故後の監視偵察戦力など必須非常待機戦力を除いて22日午前まで全機種の飛行を中断させた。空軍関係者は「類似事故が発生しないよう事故事例教育を実施し、繰り返される事故に心機一転するために『飛行安全決議大会』を開き航空機の機器および整備安全も再確認し22日午後から飛行を再開するだろう」と話した。
ハンギョレ「공군 공격기, 조종사 실수로 실탄·기관총 ‘투하’…전 기종 비행 중단(空軍攻撃機、操縦士のミスで実弾・機関銃を投下…全機種飛行中断)」より一部抜粋
なんというお粗末。