韓国政府公式YouTubeチャンネルで福島処理水の「安全性」を強調する動画を製作...「韓国政府が税金で汚染水放出広報をしているなんて」という話

韓国政府が公式youTubeチャンネルに福島原発処理水の安全性を強調する韓国語の動画コンテンツをアップしました。
しかもYouTube内で有料広告まで配信して広報したとのことで、野党から批判されています。

 



メディア今日の記事からです。

政府、汚染水YouTube有料広告論議「税金で広報するのか」


(前略)

政府は7日から「大韓民国政府」のYouTubeアカウントに「国内最高専門家たちが語る福島汚染水の真実」という映像を制作し公開した。パク・ホギョン・アナウンサーの進行とナレーションでチョン・ヨンフンKAIST原子力工科学科教授、カン・ドヒョン韓国海洋科学技術院長、ペク・ウォンピル韓国原子力学会長、カン・ゴンウク・ソウル大学校病院医学科教授がそれぞれ福島汚染水放流の安全性を説明する4分25秒の映像だ。

パク・アナウンサーはこの映像で「三重水素は土壌や野菜はもちろん、空気中にも存在する放射性物質として、摂取しても基準値以下であれば人体にあまり影響がない」として「日本は汚染水を海水と混ぜて三重水素濃度を基準値以下に大きく落とした後、太平洋に放流する計画」と説明する。チョン・ヨンフン教授は「健康に問題が生じるという心配はしなくても良い」とし、ペク・ウォンピル韓国原子力学会長は「事故後12年が過ぎたが、私たちの海に意味のある影響は全くなかった」と話す。カン・ドヒョン海洋科学技術院長は「(放出された福島汚染水が)2万キロを回って海流と通じて韓国に来るのはごくわずかで、自然状態にあるのと同じ量と見られる」と主張する。

(中略)

政府がこの映像の一部を短く広告として制作し、YouTubeに掲載して広告費も執行したという指摘だ。まだその広告費の内訳は明らかにされていない。

(中略)

チャン議員は「該当映像コメントにはこのような反応があった」として「驚愕した。日本政府が作っても腹が立つ時に韓国政府が自分の税金で汚染水放出広報をしているなんて、国民の意思に反することを広報しながら国民の税金を使うなんて正気ではない」という主張を紹介した。チャン議員は「国民の税金を検察総長特活費のように盲目的な金扱いするのか」とし、「文化体育観光部は広告の趣旨と費用に答えることもできず広告を推進したのか」と問い返した。彼は「文化体育観光部は当議員室が要求した該当映像のYouTube広告費用に対して直ちに提出してほしい」と明らかにした。

(後略)



メディア今日「정부 오염수 유튜브 유료 광고 논란 "세금으로 홍보하나"(政府、汚染水YouTube有料広告論議「税金で広報するのか」)」より一部抜粋

韓国政府の公式YouTubeチャンネルを見に行ってみましたが、関連動画はここ4日ほどで全部で4件アップされています。1分半が1本、残り3本は4分程度の短いものです。中には韓国政府が派遣した視察団の記者会見映像などもあるので、全部が専用に製作された映像というわけではなさそうです。


個人的には、正確な情報発信のために税金を投じることは何ら問題無いと思います。
そもそもが科学的根拠を一切無視した野党のデモやフェイクニュース拡散、それに一部は同調し、一部は許容したメディアの撒いた種です。税金を納めている主体である国民はとんだトバッチリかもしれませんが、十分楽しんだ...容認してきたツケを払わされている、という見方も出来るように思います。
こと日本絡みとなると、なんでもかんでも「利敵行為」と見なして衝動的に叩いてきた弊害ですね。


衝動的に叩くといえば、あまりにもバカバカしくてスルーしましたが、日本に来ていた「福島汚染水海洋投棄阻止国会議員団」が韓国と日本の往復に「JAL」を使ったとして、こちらもゴチャゴチャ言われているようです。