ジャンボリー、参加資格の無い小学生にペイバックをチラつかせて参加勧誘していた疑惑の話

最近、ジャンボリーネタとLHネタばっかりなんですけど、そろそろ落ち着いたかな?と思った端からポロポロ出て来るのです。

ジャンボリーで今度は、参加資格のない小学生を参加させた疑惑が持ち上がっています。最初の報道は恐らくMBCが「単独」として報じた内容です。韓国の参加者の最大10%ほどが該当する、とも...。
しかし、そちらの記事では韓国スカウト連名の関係者とされる人物が、参加者は全員生年月日が名簿に登録されているので小学生の参加はあり得ない、と話していました。
その後、聯合ニュースが小学校6年生~高校3年生を対象に参加者を募集(学校推薦)依頼する文書を入手し報じました。

 



聯合ニュースの記事からです。

「参加資格最小満14歳」ジャンボリーに小学生さんを勧めた連盟


(前略)

11日、聯合ニュース取材を総合すれば、1月に韓国スカウト傘下のA地域連盟は学校に「8月に開かれる世界ジャンボリーに優秀な学生を推薦してほしい」という内容の公文書を送った。

文書には在学中の青少年が参加できるとし、その資格を小学校6年生から高校3年生に明示した。

また、教育庁が自己負担44万ウォンの他に106万ウォンを支援するとし、参加を促す内容も含まれていた。

(中略)

しかし、今回の世界ジャンボリーには規定上、小学生は参加できない。

韓国スカウト連名ホームページに公示した参加者募集基準によれば、キャンプ生活と一定水準の技能を習得し、1級スカウト以上進級した隊員で、満14歳~満17歳のスカウト隊員だけが参加できる。

連名は2005年7月22日~2009年7月31日に生まれた中学・高校生と明確に規定した。

(中略)

世界ジャンボリー組織委員会は小学生参加規定違反疑惑と関連して「事実関係を確認している」と明らかにした。



聯合ニュース「'참가 자격 최소 만14세' 잼버리에 초등생 참여 권유한 연맹(「参加資格最小満14歳」ジャンボリーに小学生さんを勧めた連盟)」より一部抜粋

文書が学校に配られたのは今年の1月だったそうなので、最初聞いたとき、ジャンボリー開催時には6年生は中学校に進学しているから対象なのでは?と思ったのですけど、どうも参加資格の中に「級認定」があるらしく参加するには1級以上の認定が必要で小学生の間は「級認定」自体を受けることが出来ないのだそうです。また、年齢制限が満14歳からなので中学1年生はそもそも対象外です(満14歳は中2)。