韓国のデジタル生活指数、2年で2位から20位に「急落」という話

韓国のデジタル化指数がわずか2年で2位から20位に急落していたことが分かりました。
オランダのサイバーセキュリティ企業が行っている調査で、特にインターネット通信網、電子政府化などで順位転落が顕著だったようです。なにせ、今まで散々バカにしていた日本にも抜かれているそうなので。

以下で紹介する記事は昨年12月のものです(記事内の日付は2023年12月)。なぜ今更なのかというと、見落としていたからです。
記事が全く目立たなかったんです。大手が軒並みスルーしていたようです。
少なくとも現時点で、ポータル(Daum)で「디지털 삶의 지수(デジタル生活指数)」で検索したところ、ヒットしたニュース記事は以下で紹介するアジア経済のみです。
2021年の「2位」の記事はいくつかヒットします。2022年の記事はありません。
2022年の順位はYoutube動画で紹介があったので見てみたところ、韓国は117ヵ国中10位でした。(ちなみに日本は8位)

 



アジア経済の記事からです。

「インターネット強国」は過去の話…「韓国のデジタル生活指数、2位から20位に急落」


(前略)

27日(現地時間)、サーフシャークは最近、全世界121ヵ国を対象に調査した「2023デジタル生活指数(DQL)」を公開した。各国のインターネット環境の利便性と市場性、安全性などを数値化して比較した該当指数で、韓国は全体20位を記録した。これは2021年の2位から18段階も押し出された数値だ。

(中略)

韓国の順位を大きく下げたのは、何より「インターネット品質(Internet Quality)」の順位だった。該当指数で韓国の順位は2021年の全世界1位から今年は64位へと大幅に下がった。特にインターネット品質指数に属しているインターネット安定性(Internet stability)の順位がモバイルが13位から92位に、PCは70位から118位にまで下がり順位下落を導いた。

2021年に10位を記録した「インターネット経済性(Internet Affordability)」指数順位も31位に下がり、「電子保安(Electronic Security)」指数順位は32位から31位に一段階上がるのにとどまった。

(中略)



アジア経済「'인터넷 강국' 옛말…"한국 '디지털 삶의 지수', 2위서 20위로 급락"(「インターネット強国」は過去の話…「韓国のデジタル生活指数、2位から20位に急落」)」より一部抜粋

2022年にはすでに10位に転落しているので、本当は「急落」ではありません。順当に順位が落ち続けているだけです。

それはともかく、2021年以降の「2位」以降、報道がトーンダウンしてしまった背景に、瞬間的な成果で満足する、持続性のあることがニガテな韓国人の傾向がよく表れているように思います。