在韓米軍がセキュリティ要件を更新し、今まで韓国軍との共用施設の一部で利用可能だった韓国公務員証による入場チェックが廃止されることになるそうです。
米軍は「セキュリティ確保」としか発表していませんし、韓国軍とも協議して行われたとしていますが、一部で今年 7月に発生した特検押収捜査が影響しているのでは、との指摘が上がっています。
今年 7月、平壌無人機作戦捜査のために特検が烏山基地を押収捜査した際、事前通告なしに管理区域を超えて在韓米軍側に無断進入する事態が起こっていました。
この件がセキュリティ・アップデートに影響しているかは分かりませんが、少なくとも米軍側は「韓国公務員証」によるチェックだけではセキュリティ上問題がある、と判断したということでしょう。
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韓国日報の記事からです。
在韓米軍「烏山基地、韓国軍出入口の統制権限を回収」
(前略)米第7空軍司令部は 11日、声明文を通じて「最近(烏山)基地の出入り要件をアップデートし、すべての変更事項は大韓民国空軍と協議して行われた」と明らかにした。さらに「烏山空軍基地のセキュリティ確保は韓国の最優先課題であり、今回の変更を通じて韓国空軍との相互運用性を強化することができるだろう」と述べた。烏山基地は米第7空軍司令部がある在韓米軍基地で、空軍作戦司令部と空軍防空管制司令部など一部の韓国空軍部隊も連合作戦遂行のために駐留する。
(中略)
烏山基地には出入り口が 3ヵ所あるが、このうち空軍作戦司令部付近の出入り口は韓国軍の出入り便宜のために韓国公務員証も使えるように韓米両国軍が共同で管理してきた。しかし在韓米軍は最近、この出入り口も他の 2ヵ所と同様に、在韓米軍が単独で出入り管理を行うという意思を韓国側に伝えたという。
今回の措置を巡り一部では 7月の特検押収捜索の影響という解釈も出ている。当時「平壌無人機作戦」捜査のために烏山基地内の空軍MCRCを押収捜索したが、在韓米軍は在韓米軍管理区域を経ても何の協議もなかったと外交部などに抗議した。
ただし在韓米軍側は「今回の出入り要件アップデートが特定事件を契機になされたわけではないと理解している」と伝えた。
(後略)
韓国日報「주한미군 "오산기지 한국군 출입구 통제권한 회수"」(在韓米軍「烏山基地、韓国軍出入口の統制権限を回収」)より一種抜粋