韓国型ジェノフォビア?の話

どんなコミュニティにおいても集団の「外側」に居る人、あるいは「外側」からやってきた人たちに対する排斥感情、そこから派生した差別・嫌悪感情というものは必ずあります。程度の差こそあれ。

ジェノフォビアと言います。最近では、「外国人嫌悪症」や「外国人恐怖症」と呼ばれたりしますが、本来は外国人に限定されたものではなく、集団から「よそもの」を排斥しようとしたり、嫌悪することを言います。

どんな国にもあるので、韓国に限った話ではないのですが、記事が「韓国型ジェノフォビア」としているのでそれに習います。

韓国では特に「犯罪者」に対する反応を見ると顕著で、韓国メディア世界日報によると、ポータルサイトに上がった記事で加害者が外国人だった場合に寄せられたコメントを分析した結果、加害者が中・日=加害者に対し否定的、加害者が欧米=被害者に対し否定的という傾向が見られたそうです。

続きを読む

「平和経済」を叫んでいるのに軍事力が増大している韓国の話

Global Firepower 2020が発表されました。ざっくり言うと軍事力指数です。

北朝鮮が7段階下がって25位とされている理由についてソウル新聞が取り上げていました。
と言っても、北朝鮮は口実で「韓国が北朝鮮を圧倒している」と言いたい記事のようです。

それとおまけのように日本について「日本は戦争できる国を目指している」と言っています。
わざわざ日韓の戦力の比較まで行っており、仮想敵国「日本」と戦争する前提としての視点が透けて見えるような気がします。
正直、こうした視点の記事は疑心暗鬼を招くので危険だと思います。乗せられないようにしましょう。

続きを読む

オランダは「集団免疫」をCOVID-19対策の頼みにしている?らしい話

ドイツメディアの記事によると、オランダはCOVID-19に対して「免疫の壁」を作ろうとしているようです。
記事では「群れの免疫」とされているのですが、「集団免疫」のことだと思います。
一般的に、ウィルスに一度感染して回復した患者は免疫を持っているため、再び感染する事はありません。
これを利用しようという話です。

※何らかの理由で免疫力が低下していれば再度感染する可能性はあるため絶対再感染はありえない、とは言い切れません。

続きを読む

A型はコロナに弱い?元情報は「査読前論文」という話

血液型により特定の病気への抵抗力が異なる、という話はたびたび聞きます。
熱帯地方にO型の人が多いのは、O型がマラリアにかかりにくからと言いますし、その地方独特の風土病に強い血液型が生き残り易いというのは自明の理に思えます。

日本では「A型が最も免疫が弱く、O型が強い」と言われることがあるようですが、実際のところは特定の病気に対して弱くとも他の病気に対して耐性を持っていたり、その逆であったりと、総合的に見るとバランスが取れているのだそうです。


現在、韓国のネットやSNSを通じて「血液型によってコロナへの耐性が違う」という話題が急速に拡がっているそうです。
ところが、元となったのは「査読前論文サイト」に掲載された情報です。以前フランスで流れたデマ情報と同じ構図です。フランスの時と違って、情報発信源がメディアな分、より質が悪いかもしれません…。

続きを読む

解熱鎮痛薬の服用は気をつけた方がいいかもしれない話

解熱鎮痛薬…いわゆる頭痛薬もこれに相当しますが、炎症を抑える作用としてイブプロフェンがよく使われています。
私が常用している頭痛薬も主成分はイブプロフェンです。
解熱効果もあるので、頭痛薬としてではなく解熱剤の代わりに使う人もいますが、止めたほうが良さそうです。
抗炎症薬には人体の免疫反応を落とす可能性があり、COVID-19を悪化させる可能性があるとして、WHOはイブプロフェンを服用しないことを推奨しているという報道がAPF通信に出ています。

同じ理由でアスピリンも止めといた方がいいと思います。

続きを読む

実際に韓国で特別入国検査を受けた人の話

日本国籍を取得した在日3世の方が、韓国人の奥様の出産に立ち会うために韓国に入国した際の「特別入国手続き」についてSNSで発信されたそうです。

この人には恐らくこの韓国の措置が素晴らしいものに見えたのでしょう、「日本のマスコミが嫌韓ではなく、これらの情報を送信してくれれば良いのに」的な感想を述べられています。

私は正直、ゾッとしましたけどね。 これは検疫ではなく「監視」です。この辺りの許容範囲は人によって意見が分かれそうです。

続きを読む