韓国の与党大統領候補であるイ・ジェミョンさんが韓国の南北分断も日韓併合を「米国のせい」と言いました。相手は訪韓した米国上議院議員です。
彼は前にも「大韓民国は親日勢力と米占領軍の合作」と言ったこともあり、この歴史観は「ソ連軍は解放軍、米国軍は占領軍」と言った光復会会長(キム・ウォンウン氏)に通ずるものがあります。
日本新外相、日韓外交について「日本が受け入れられる解決策を韓国が出さなければならない」路線を継承する話
第二次岸田内閣が発足し、林さんが正式に外相に就任しました。
内定が出た時点で韓国では、林さんが日韓関係に関心が高い点などに注目し、日韓関係改善の端緒になるとの期待感が滲む記事が散見されました。また、選挙区が安倍さんと同じ山口県であり、将来的に山口の選挙区がひとつ減る可能性がある点を取り上げ、安倍さんの政敵になりえる(これは日本メディアの説の引用)とするなど、「安倍の敵であれば韓国の味方(必然)」と二項対立でナチュラルに考えていそうな感じでした。
外相に就任した林さんは確かに日韓関係を放置出来ないとしていますが、同時に健全な関係に戻すためには「韓国の適切な対応が必要」としており、結局今までと何ら変わりません。
尿素が無い、苛性ソーダが無い、ホウ砂が無い、ポリゾールが無い...いろいろ無い話
韓国で尿素水不足が深刻です。尿素水はディーゼル車の排ガス浄化システム(AdBlue)に使われているそうで、なくなると最悪エンジンが掛からなくなるのだそうです。
韓国は比較的ディーゼル車の割合が高く、国内車両2600万台のうち、約1000万台(約38%)がディーゼル車と推算されています(日本は約5.8%)。物流をはじめ、消防車や救急車、パトカーなどの緊急車両やタンクローリーなどの建設車両への影響も懸念されています。
発端は中国です。尿素は石炭を原材料に生産されているそうで、韓国は数年前に採算が取れないという理由で国内生産を停止し、ほとんど中国からの輸入で賄ってきました。しかしその中国が、豪州から石炭輸入を止められたことで連鎖的に尿素の生産量が落ちたということのようです。
日本が近現代史をちゃんと教えないのは「褒められる歴史がないから」という話
日本の学校教育において近代史に時間を割かないというのは皆さん実体験として納得できるかと思います。
私自身は通っていた高校が日本史 or 世界史の選択制で、世界史を選択したために日本史は近代史がどうこう問題以前にほとんど知らず、興味も無く学生時代を終えました。
まあ、おかげさまで日本の近現代史やお隣について変な先入観もネガティブ思想も持たずに済んだと思っていますが、近現代史を「正しく(?)教えられていない」と言われればその通りかもしれません。
「正しく」というのがどういうことなのかは、とりあえず置いておくとして、日本が近現代史を「正しく」教えないのは「褒められる歴史がないから」との主張があったので紹介します。
この前、東大教授が日本が強制徴用の歴史的事実を認めないのは「韓国に負けたくないから」と言ったのと同じで「日本人の主張」という形です。報じているメディアも同じですし、「日本が過ちを認めないのはプライドのせい」というのもよく似ています。