北朝鮮の非核化は「交渉テーブルから消えた」話

北朝鮮国連大使さんが米国との交渉テーブルから非核化は消えていると声明を出したそうです。
…いや、知ってましたけどね、なんなら最初から交渉テーブルに非核化が乗っていないだろうな、とも思ってましたけどね。


CNNの報道によると、「米国が『持続的で実質的な対話』を求めるのは国内の政治的利益を狙った『時間稼ぎ』にすぎないと批判。『我々は今、米国と長々と交渉する必要など無い』と主張」したそうです。


10月の時点で北朝鮮側は米国との協議期限を一方的に「年末」と設定して揺さぶり(?)を掛けてきていました。
実際は3週間ほど前倒しになったわけですが、協議期限が守られなかった場合のことについて北は、ほとんど言及していません。どうするつもりなのか気になるところです。
3日には外務次官が米国に「クリスマスプレゼント」を贈ると予告していたらしいのですが、この件だったのでしょうか…?クリスマスにも若干早すぎる気がしますけれども…。


年が明けると、米国では11月の大統領選に向けて予備選が始まります。
トランプさんは北朝鮮の相手をしているヒマはありません。ウクライナ疑惑で足元もグラついていますし。


ここ最近の北朝鮮の強硬姿勢は…

①米国からの譲歩をなんとか今のうちに引き出そうとしている
②選挙を控えて大胆な手(武力行使)には出られないだろうと米国の足元を見ての挑発
③本気で米国との交渉を捨てた

さて、どれでしょう?(③はないかな、さすがに)