BBCが受信料を廃止して課金制を検討している話

世界で最も成功した公共放送で、NHKのモデルともなったBBCですが、受信料を廃止して視聴する分だけを支払う課金制への移行を本格的に検討していく方針だそうです。
2027年までは現行の受信料制が維持されます。

受信料問題はNHKにとっても他人事ではありません。日本での議論に何らかの影響はあるかもしれませんね。

以下はNHKに対する愚痴です。


個人的に、NHKの受信料徴収に関しては構わないんですが不満なことの方が多いのは確かです。
公共放送としての役割があーだこーだ、緊急時の放送がどーしたこーした、というお題目をお偉い人が唱えることがありますが、そんな建て前はどうでも良いんです。

正直、くだらない(失礼)エンタメ偏重傾向のあるNHKが公共放送としての役割を果たしているのか、私には疑問ですし、緊急時の放送を民放がしっかり行っていることは過去の震災時に証明されています。

それでも、主に教育番組というジャンルにもしっかり予算が付けられるのは公共放送の強みであるので、NHKの存在意義はあると思っています。


ただ、私にはくだらない(失礼)興味のない朝ドラとか大河とか韓国ドラマのための予算として徴収されるのは、あまり面白くありません。正直、ドラマは観ないので、エンタメ部門は民間放送として切り離して欲しいです。

それと再放送が多すぎますね、再放送の再放送も。
再放送を流すくらいなら24時間ニュース番組をやって欲しいです。

視聴料を払っているのにオンデマンドで観るには課金制という二重徴収システムも意味が分かりません。


今後、ネット同時放送によりTVが無くてもスマホ・ネット接続されたPCを持っていれば受信料を徴収できる、というような動きにもなりそうで、反発は強くなりそうです。
BBCの変革を期に、NHKも我が身を省みてくれれば良いんですけどね。