「岸田の顔した安倍内閣」、韓国=無視、米国=密着、中国牽制=の本性を顕したとする話

10月初め、岸田さんが新総裁に決まった頃に「岸田の顔をした安倍内閣ハンギョレ)」という言い回しが局所的に流行っていたようです。随分失礼な表現ですね。

第二次岸田内閣が始動してから、この「岸田の顔をした安倍内閣」が本性を顕し、韓国=無視、米国=密着、中国=牽制という外交方式が本格化している、と韓国メディアが報じました。一貫性があってなによりです。

 

 

ソウル新聞の記事からです。

韓国「無視」、米国「密着」、中国「牽制」..本性を顕した岸田の韓米中外交


米国とは最大限歩調を合わせ、中国は牽制し、韓国は無視に近い岸田文雄(顔)日本総理の外交方式が本格化している。安倍晋三政権時代、4年8ヵ月という戦後最長寿外相を務め、外交を特技とした岸田総理が先月31日の衆議院総選挙の勝利後、外交に目を向け何よりも中国牽制に力を入れている様子だ。

14日付の読売新聞は複数の党政関係者を確認した結果、日本政府が来年の通常国会に提出する「経済安全保障推進法案」(仮称)のインフラ機能維持関連条項に中国製品を排除する案を盛り込むことにした。具体的には通信、エネルギー、金融など事業者が重要施設を作る際、安全保障に脅威になりうる外国製品やシステムを導入しないように政府が事前審査することを法案に盛り込む予定だが、これは事実上、中国産製品を使わないようにするということだ。
このような日本の措置は、中国製品排除を本格的に推進している米政府と動きを共にするという意味にも解釈される。先にバイデン米大統領は11日(現地時間)、連邦通信委員会FCC)が特定企業の製品に対して許可をできないようにする内容の保安装備法に署名した。中国の通信会社であるファーウェイとZTEを狙ったもので、これらの企業に対してFCC中国共産党との連携、スパイ行為の憂慮などを挙げて「国家安保脅威」に分類したことがある。日本政府による中国牽制の動きは「経済安全保障情報企画官」を置くことであり、一層強まりつつある。

(中略)

このほかにもトニー·ブリンケン米国務長官林芳正日本外相は13日、約30分間にわたって電話会談を行ない、北韓の完全な非核化に向けて米日、韓米日が緊密に協力している点を確認した。

このように日本が米国と協力して中国牽制に力を入れている状況で韓日関係は改善の兆しを見せていない。読売新聞が13日付で報じたところによると、毎年開催される韓中日首脳会議の議長国である韓国は「開催不可」の考えを非公式に日本政府に示し、同会議が2019年12月に中国で開かれて以来、2年連続で開催されなくなった。同会議は08年から3ヵ国が順番に開催するが、昨年に続き今年も韓日及び日中関係の悪化で開かれない見通しだ。



「한국 '무시', 미국 '밀착', 중국 '견제'·.. 본색 드러낸 기시다의 한미중 외교(韓国「無視」、米国「密着」、中国「牽制」..本性を顕した岸田の韓米中外交)」より一部抜粋

岸田文雄(顔)日本総理(기시다 후미오 (얼굴) 일본 총리)」...元記事にちゃんと書いてあるんですよ、コレ。さすがに酷いです。

 

ところで、記事内には韓国を「無視」している事例がどこにも書かれていません。米国=密着と中国=牽制はセットの動きになっていますけれど。日中韓首脳会談が今年も中止になった件(韓国大統領府はまだ確定じゃない、と言ってます)は、記事の通りであれば韓国が「開催不可」なのであって、日本の無視のせいじゃないですし。