昨日の韓国の「G8加入」期待論の続きというか関連内容になります。なんで今また「G8」が盛り上がり始めたのか、そのきっかけについてです。
先月上旬に経団連の幹部と駐米韓国大使が相次いで「G8」について話したことがきっかけのようです。
プレシアンの記事からです。
G8、キムチの汁を飲む韓国？米「そんな計画は知らない」
（前略）
ユン・ソンニョル政府は今年に入って対日外交と対米外交に集中している。政府内でも韓国のG8拡大加盟への期待感が出ているが、米国は今回の広島G7首脳会議でこのような議論が議題に上がらないことを示唆した。
ベタント・パテル米国務省首席福報道官は15日（現地時間）、ブリーフィングを通じて「今回の首脳会議でG7を韓国を含むG8に拡大する計画があるか」という質問に対し、「もちろ会議が開かれるのを見なければならない」としながらも「今回の首脳会議で加盟国の変化について話し合う計画があるかどうかは分からない」と述べた。
（中略）
先月4日、キム・ビョンジュン全経連会長職務代行は「自由主義と市場経済、そして韓米同盟のおかげで世界経済のG7に相応する強国に成長した韓国が、今や国際社会で重要な役割を果たすときになった」とし「韓国がG8として参加して価値同盟国際秩序の中に寄与できるよう、韓国の同盟国である米国が役割を果たしてくれることを期待する」とも述べた。
チョ・ヒョンドン駐米韓国大使も4日、米シンクタンク戦略国際問題研究所（CSIS）対談で「G7首脳会議と関連して一部で韓国を含めG8に拡大しなければならないという話が出ている。私たちが要請したわけでもないので、彼らの決定に掛かっているが、私たちとしては幸せな話」と述べた経緯がある。
プレシアン「G8 김칫국 마시는 한국? 美 "그런 계획 알지 못한다"（G8、キムチの汁を飲む韓国？米「そんな計画は知らない」）」より一部抜粋
「キムチの汁を飲む」は「取らぬ狸の皮算用」という意味です。それよりも「彼（ら）は幸せな夢を見ていた」とした方が良い気がします。
キム・ビョンジュンさんというのは、先日発足した「未来パートナーシップ基金」においても色々言っていた人です（事業は韓国側が主導している、事業に目標達成期限は定めない…など）。
はっきりと「韓国のために米国が口添えして」ってハッキリ言っていますね。韓国のコネ社会の片鱗が見えた気がします。
米国のお陰で経済的に豊かになれた、だから米国は引き続き韓国に寄与しなければいけないってことでしょうか。（ペットは最後まで面倒見なさい的な？）
駐米韓国大使は「私たちが要請したわけではない」としていますが、キム・ビョンジュンさんの発言は「お願い（要請）」ではないでしょうか？
また、記事ではこの2件以外にG8拡大論の「事例」に触れていません。あれば触れると思うのですよ、特に海外（米国側）からの働きかけなら。
ですので「G8拡大」は、基本的に韓国側からの発信しかないんじゃないかと。...やっぱり「お願い（要請）」してますよね...？
記事へのコメントは1件だけ付いていました。
「G8、キムチの汁を飲む韓国？==>米『そんな計画は知らない』
ユン・ソンニョル『ワシントン宣言で核共有』==>バイデン『核共有じゃない』
ユン・ソンニョル『福島現場調査する』==>日本『韓国は調査できない』
ホラ吹き野郎...」
